このページでは、青春18切符を使って東北6県を巡る電車でのルートをまとめています。
「電車での東北の旅に興味がある!」という方に役立つ内容になっているのでぜひ、チェックしてみてください。
『青春18きっぷ』は、JRが年に3回発売するお得な乗り放題切符です。
3日間用(10,000円)※購入者が3日間連続で使用する
5日間用(12,050円)※購入者が5日間連続で使用する
3日間 2024年11月26日~2025年1月8日(1月8日出発分まで)
5日間 2024年11月26日~2025年1月6日(1月6日出発分まで)
青春18切符を使った東北一周ルート
5日間で福島県いわき駅からスタートして、最終日に福島駅に戻ってくるまで以下のルートを辿っていきます。
福島県→宮城県→岩手県→青森県→秋田県→山形県→福島県
また、1週間連続で利用し、旅行を楽しみたいという方は、「北海道&東日本パス」がおすすめです。
大人は11,330円で、夏季は9月24日まで購入でき、9月30日まで利用できます。
※出発日時によって、以下の時刻・電車は変わることもあります。
計画を立てる際ジョルダンで、出発予定日時に合わせてご確認ください。
1日目いわき(福島県) →仙台(宮城県)
初日は常磐線経由で北上し、仙台(宮城県)に向かいます。
17:17いわき
常磐線(原ノ町行)乗換1分待ち3分
18:35原ノ町
常磐線(仙台行)乗換3分待ち9分
20:13仙台
参照:ジョルダン
仙台駅は、駅ちかで名物の牛タンが食べられる「牛たん通り」や仙台駅直通の「AER(アエル)」31階の展望テラスなど、手軽に行けるスポットが集結しているのも魅力です。
ホテルは明日の観光に備えて、仙台駅前のホテルに泊まるのがおすすめです。
2日目仙台(宮城県) → 盛岡(岩手県)→ 青森(青森県)
2日目は午前中仙台の観光をして、盛岡(岩手県)に向かいます。
そして、夜まで岩手の人気スポットを巡って、夜に青森に到着します。
午前中は、9:00から20分間隔で運行しているバス「るーぷる仙台」(260円)で、26分で着く「仙台城跡」に行ってみましょう。
城は消失し、城があった形跡は脇櫓(わきやぐら)と石垣ぐらいですが、本丸から見られる仙台の街の眺めは絶景です!
迫力ある伊達政宗像もあり、「仙台に来たからには訪れたい」場所のひとつとなっています。
11:00過ぎには仙台駅に戻り、盛岡(岩手県)に向かいます。
11:47仙台
東北本線(小牛田行)乗換1分待ち19分
12:52小牛田
東北本線(一ノ関行)乗換1分待ち6分
13:38一ノ関
東北本線(盛岡行)
15:14盛岡
参照:ジョルダン
岩手での観光は、「盛岡都心循環バスでんでんむし」(一回乗車料金大人130円)を利用するのがおすすめです。
盛岡駅から「でんでんむし」で25分の「盛岡城跡公園(岩手公園)」や盛岡駅から「でんでんむし」で約18分、盛岡バスセンター(15番乗り場)から徒歩数分の「岩手銀行赤レンガ館」など様々なスポットに気軽に巡ることができます。
バスで歴史を感じる街並みや建造物などが見られるので、立ち寄ってみたい場所があれば、途中下車して散策を楽しんでみましょう。
岩手では、名物の盛岡冷麺を食べてみるのがおすすめです。
夜に青森に向かいますが、盛岡から青森までは、JRで行くことができません。
そのため、盛岡から八戸までは新幹線で行き、その後特例で「青い森鉄道」は青春18切符を利用できるので、青い森鉄道で青森まで向かいます。
20:37盛岡
新幹線 はやぶさ41号(E5/H5系)(新青森行)乗換8分待ち8分
21:08八戸
参照:ジョルダン
21:22八戸
青い森鉄道(青森行)
22:55青森
参照:ジョルダン
青森駅への到着は、夜遅くなってしまうので、深夜でもチェックイン可能なビジネスホテルに泊まるのがおすすめです!
3日目青森(青森県) → 秋田(秋田県)
3日目は午前中観光をして、午後、青森県から秋田県に向かいます。
午前中は、青い森鉄道(八戸行)を利用して(途中下車なので、片道460円必要)「浅虫温泉」に行ってみましょう。
08:33青森
青い森鉄道(八戸行)
08:53浅虫温泉
参照:ジョルダン
「道の駅浅虫温泉 ゆ~さ浅虫」の展望浴場(360円)「浅虫温泉 辰巳館」(500円)など、「浅虫温泉」駅から徒歩数分で日帰り入浴できる旅館や施設があるので、温泉に入って癒されてくださいね。
青森市の東端にあり、陸奥湾に面しているので、新鮮な魚介類にも注目です!
12:14浅虫温泉
青い森鉄道(青森行)
12:37青森
参照:ジョルダン
青森駅に戻り、駅周辺のスポットを散策します。
青森と言えばねぶた祭り!
青森駅すぐの「ねぶたの家 ワ・ラッセ」では、迫力あるねぶたを鑑賞でき、祭りの雰囲気を肌で感じることができます。
その他に、東口から徒歩約10分の「青森県観光物産館アスパム」では、りんごのお菓子やほたてなどの海産物など青森のお土産を買うのにぴったりなスポットです。
14:01青森
奥羽本線(弘前行)乗換1分待ち2分
14:44弘前
奥羽本線(秋田行)
17:22秋田
参照:ジョルダン
秋田での観光は、まずは秋田駅西口から徒歩約10分「千秋公園」を訪れてみましょう。
再建された表門や御隅櫓が見られ、御隅櫓の展望室から見渡せる秋田市内の景色は絶景です。
本丸跡には「八幡秋田神社」や「与次郎稲荷神社」などの神社もあり、開運や商売繁盛などご利益もあるので、ぜひ、お参りしてみましょう。
夕食は秋田駅ビルトピコ&アルスのレストラン街のお店が、比内地鶏やきりたんぽ鍋など名物が食べられるので、おすすめです。
4日目秋田(秋田県) → 山形(山形県)
4日目は、午前中観光して、午後に秋田から山形に向かいます。
午前中は早起きして、角館の「武家屋敷通り」を訪れてみましょう。
05:54秋田
奥羽本線(新庄行)乗換3分待ち16分
06:43大曲(秋田)
田沢湖線(盛岡行)
07:21角館
参照:ジョルダン
角館駅から出発し、当時のままの6軒の武家屋敷や春の桜、秋の紅葉など四季折々の景色が楽しめる街並みを散策していきます。
9:00からは有料で「石黒家」(大人400円)「青柳家母屋」(大人500円)などに入れるので、興味があれば、見学しに入ってみてくださいね。
約2時間半で観光を終えて、秋田駅に戻ります。
10:00角館
田沢湖線(大曲行)乗換3分待ち1分
10:20大曲(秋田)
奥羽本線(秋田行)
11:13秋田
参照:ジョルダン
秋田駅にも戻ったら、駅周辺を散策したりお土産を買ったりしましょう。
そして、山形駅に向かいます。
13:45秋田
奥羽本線(新庄行)乗換1分待ち2分
16:27新庄
奥羽本線代行バス156便(大石田行)乗換1分待ち32分
17:10大石田
山形線(山形行)
18:37山形
参照:ジョルダン
山形の観光は、山形駅から歩いて徒歩約20分の「水の町屋七日町御殿堰」を訪れてみましょう。
昔ながらの石積み水路を活かした飲食店やお土産屋さんが集まった場所になっています。
時間的に飲食店以外は閉まっていることが多いですが、母屋や蔵などその土地ならではの情緒を感じられるでしょう。
「水の町屋七日町御殿堰」から徒歩約10分には「霞城公園」があり、復元された二ノ丸東大手門と本丸の門の一部が見られます。
最上義光の勇ましい姿の像や明治の最高傑作と呼ばれる旧済生館本館の外観も見どころなので、ぜひ、訪れてみてください。
5日目山形(山形県) → 福島(福島県)
5日目は、山形から初日の福島に戻ってきます。
午前中は山形駅で、玉こんにゃくやだだちゃまんじゅうなど、山形県のお土産を探してみましょう。
また、山形駅すぐの商業ビル「霞城セントラル」の最上階には展望ロビーがあり、山形の風景を一望することができるので、おすすめです。
11:11山形
山形線(米沢行)乗換1分待ち64分
12:03米沢
山形線(福島行)
13:54福島(福島)
参照:ジョルダン
福島駅に到着し、帰りの便まで余裕があれば、「信夫山・信夫山公園」に行ってみましょう。
「信夫山・信夫山公園」は福島駅東口を左折して、約25分でたどり着きます。
「信夫山公園」の入口近くには、「福島縣護國神社」や「黒沼神社」があるので、参拝してみましょう。
また、途中「古民家西坂家」という無料休憩所もあるので、休憩しながら山頂を目指します。
山を登った先には、「信夫山第二展望台」があり、開放感を感じながら福島市内の景色を望めます。
帰りはバスを利用して福島駅東口に戻りましょう。
「福島テレビ」のバス停から「福島駅東口」約13分100円で到着します。
青春18切符を利用して、東北旅行を楽しもう!
青春18切符(一部区間で新幹線)を利用すれば、上手く5日間の期間で東北の観光スポットを巡りながら一周することが可能です。
今回は東北6県を回り、約半日で各県の観光をしましたが、このページで紹介した通りに回ったり自分が行きたい県を絞ってゆっくり観光したりしても良いでしょう。
ただし、乗る電車によって移動時間に数時間の差が出ることもあるので、しっかり計画を立てて旅行に行くことをおすすめします。
ぜひ、青春18切符で電車を乗り継いで、東北旅行を楽しんでくださいね。