四万温泉の1泊2日のモデルコース!車なしでも巡れる場所をピックアップ!

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四万温泉の積善館 旅行
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「四万温泉に1泊2日で旅行に行きたいけど、どんな所を巡ったら良いんだろう?」

四万温泉への旅行を計画している方の中には、このようにお困りの方もいるでしょう。

このページでは、車なしで四万温泉を満喫できる1泊2日のモデルコースを紹介します。

四万温泉1泊2日のモデルコース

四万温泉は自然に囲まれ、新緑や紅葉など四季折々の風景を楽しみながら、散策や旅館の温泉を堪能できます。

人も落ち着いていてレトロでこじんまりとした雰囲気なので、「日頃の疲れを温泉で癒したい」という方や大人のカップル・一人旅の方にもおすすめの温泉地です。

それでは、車を使用せずに四万温泉を楽しむモデルコースを紹介していきます。

お昼過ぎ:四万温泉内の旅館・ホテルに到着

旅館の部屋

四万温泉に到着して、まずは、宿泊予約している旅館・ホテルに向かいましょう。

チェックインを済まして、荷物を置いて、宿泊施設の温泉に入ったりお土産コーナーなどを覗いたりするのも良いですね。

チェックインの時間は、宿泊施設によって異なりますが、お昼過ぎ(13:00~14:00)に到着すると良いでしょう。

四万温泉の温泉について

四万温泉は昔から「草津の仕上げの湯」として親しまれてきました。

草津温泉の強い酸性の湯で湯治を終えた後、ナトリウムやカルシウムを豊富に含む、肌に優しい四万の塩化物・硫酸塩泉に浸かって肌を整えたためです。

四万温泉の湯は、保湿力が高く、肌に良いと言われ、今でも多くの人に愛され続けています。

お昼以降:落合通りを散策

四万温泉の落合通り

落合通りは、四万温泉のメインストリートで、昭和時代に引き戻されたかのようなレトロな雰囲気が魅力です。

昔ながらの飲食店や遊技場が軒を連ねており、食事、写真撮影を楽しむ観光客が多く集まっています。

こだわりの手打ち蕎麦の「中島屋」や自家製粉の挽きたての蕎麦が食べられる「小松屋」が有名です。

落合通りで食事をしたい場合は、営業時間が短いことも多いので、注意してください。

看板や建物を眺めるだけでも、温泉街ならではの独特な雰囲気に浸ることができ、どこか懐かしい気持ちになるでしょう。

積善館を訪れる

四万温泉の積善館

落合通りのすぐそばには、四万温泉で有名な温泉宿のひとつ積善館があります。

創業は元禄7年と長い歴史を持ち、建築としては日本最古の建物となっています。

2001年公開の映画「千と千尋の神隠し」のモデルになったとも言われており、建物の前にある赤い橋が特徴的です。

積善館本館は重要文化財に指定されており、昭和初期に建てられ、桃山様式の室内装飾が特徴の山荘、そして昭和61年に建設された伝統と現代が調和する佳松亭の3つの建物が揃っています。

また、国の登録有形文化財でもある元禄の湯は日帰り入浴が可能で、湯船の底からお湯が湧き出す石造りの浴槽で、ゆっくり身体を癒すことができるでしょう。

営業時間(日帰り入浴):
平日 10:00~17:00(受付は16:00まで)
土日祝日 10:00~16:00(受付は15:00まで)
日帰り入浴料:
大人1,500円
子ども(3歳~11歳)1,100円
2歳以下無料

四万温泉1泊2日のモデルコース2日目

四万温泉は、レトロな雰囲気の商店街や湖・滝など豊かな自然も魅力です。

ここからは、体力に自信があり、四万温泉エリアならではのアクティビティを体験したい方向けのコースとゆっくり過ごしたい方に分けておすすめコースを紹介していきます。

四万温泉アクティビティコース 奥四万湖でのカヌー体験

奥四万湖の四万ブルーとカヤック

事前に予約をすることで、美しい青が印象的な奥四万湖で、カヌー体験をすることができます。

奥四万湖は、「四万ブルー」と呼ばれる深い青色の湖で、雄大な自然と一体となれる絶景スポットです。

1周約4キロメートルの湖は、はじめてカヌーを体験する方も周遊することができる広さで、4歳以上であれば誰でも参加できます。

水面をパドルでゆったり進めば、水の音や鳥のさえずりが耳に心地よく響き、穏やかな時間を楽しめます。透き通った青い水の中や浮かぶ落葉の美しさも、カヌーに乗って間近に感じられるのが魅力です。

奥四万湖ならではの体験ができるツアーの詳細はこちら👇

グリーンディスカバリー 四万

四万温泉アクティビティコース 摩耶の滝(まやのたき)

奥四万湖から約30分歩くと、四万温泉の最奥部の日向見川にある摩耶の滝にたどり着きます。

自然豊かな環境に囲まれた滝で、近くには遊歩道も整備され、散策にぴったりです。

恋愛のパワースポットとも知られており、滝の流れる音や豊富なマイナスイオンを感じながら、リラックスできるスポットともなっています。

四万温泉エリアを巡るならレンタサイクルもおすすめ

四万温泉エリアは南北に広がって、各観光スポットを徒歩で回るには少し距離があります。

効率よく観光したいなら、宿泊施設や温泉協会で自転車を借りて移動するのが便利です。

また、天気が良ければ、四万温泉の自然を楽しみながら、爽快な気分で目的地まで移動できるでしょう。

貸出・返却場所 :一般社団法人 四万温泉協会
住所:〒377-0601 群馬県吾妻郡中之条町大字四万4379
0279-64-2321
期間:4月1日~11・12月頃
利用時間:午前9時00分~午後4時30分まで
利用料金:1,000円/2時間(延長は500円/1時間)
台数:回生ブレーキシステム付き電動アシスト自転車 8台

四万温泉ゆったりコース 稲裏神社

四万温泉の中心部から15分には、稲つつみ山があり、山を登っていくと稲裏神社があります。

稲の神である稲つつみを祀っており、奥には小さな祠があるので、お参りしてみましょう。

自然に囲まれ、神秘的な雰囲気が漂っており、道中の説明書きを読めば、四万の人々の信仰心も伺えるでしょう。

また、稲裏神社の近くには、無料の飲泉と足湯に入れるゆずりは社の足湯飲泉所があります。

ベンチもあるので、観光で疲れた足を休ませる休憩スポットとして立ち寄ってみましょう。

(※冬季は足湯休業の場合あり)

四万温泉ゆったりコース 桐木平商店街を散策

昭和の名残がある新湯地区の桐木平商店街は、飲食店やお土産屋・観光案内所など様々なお店が軒を連ねる商店街です。

温泉まんじゅうや求肥のなかに、ゆず餡とくるみ餡が入った銘菓「ゆめまくら」が食べられる「楓月堂」や焼きたての焼きまんじゅうが名物の「島村」など、名店の食べ歩きグルメもあります。

その他に、洋品店の建物をリノベーションした「柏屋カフェ」や四万川沿いにあるピッツァや焼きたてパンで人気の「シマテラス」などオシャレな飲食店にも注目です。

四万温泉で人気の宿

四万温泉には、温泉・料理・接客など一流の旅館・ホテルがあります。

温泉に入って体を癒したり贅沢な料理に舌鼓を打ったり、非日常的な贅沢な時間を過ごすことができるでしょう。

ここからは、四万温泉で多くの人が宿泊した人気の宿を紹介していきます。

積善館

創業から300年以上続く老舗旅館で、棟ごとの異なる趣を持つ客室も魅力です。

1人15,000~20,000円ほどで宿泊でき、川魚の塩焼きや刺身などの四季御膳が堪能できるプランもあります。

また、四万川沿いに位置しているため、露天風呂や広々とした大浴場から四季折々の美しい景観を堪能できます。

「千と千尋の神隠し」のモデルとも知られており、広々とした和室で非日常的な時間も過ごせるでしょう。

積善館の人気プランの詳細はこちら👇

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四万やまぐち館

四万川のほとりに建つ温泉宿で、温泉や会席料理が評判となっています。

1人16,000~23,000円ほどで、上州牛ステーキや地元産の食材を活かした朝食・夕食がついたプランで宿泊できます。

また、川のせせらぎを聞きながら入浴できる露天風呂が人気で、館内には貸切風呂や大浴場も充実しており、源泉かけ流しの温泉を楽しめます。

客室は広々とした和・洋室で、四万温泉の自然を眺めながら、心も体もリフレッシュできるでしょう。

四万やまぐちのお得なプランの詳細はこちら👇

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四万たむら

緑豊かな環境に囲まれた老舗宿で、趣の異なる温泉や旬の食材を生かした料理が自慢です。

1人13,000~20,000円ほどで、岩魚や上州牛など四季によって変わる豪華な懐石料理が食べられるプランも提供されています。

7つの源泉からあふれる温泉があり、森林浴が体験できるような風情ある露天風呂やひのきが香る内湯など、様々な温泉が楽しめるのも魅力です。

畳が敷かれた和洋室は落ち着いた雰囲気でリラックスでき、のんびりとした時間を過ごすことができるでしょう。

四万たむらのおすすめプランの詳細はこちら👇

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四万温泉までのアクセス(東京から)

観光バス

東京から四万温泉へ行くには、高速バスや電車(特急・新幹線)と路線バスを乗り継いでいく方法があります。

以下で、詳しいアクセス方法を解説していきます。

四万温泉までのアクセス①:高速バス「四万温泉号」を利用する

高速バス「四万温泉号」を利用すれば、東京駅八重洲南口から四万温泉まで直通で向かうことが可能です。

「四万温泉号」はトイレが設置されており、全席自由席となっています。

○予約方法および乗車

四万温泉号は完全予約制の高速バスです。

予約は、関越交通のサイトから行うことができます。

○出発地点と乗車時間
バスは東京駅八重洲南口から出発し、朝9時頃の運行が一般的です。

発車予定の10分前にバスが到着するので、時間に余裕を持って乗り場まで向かいましょう。

途中、上里サービスエリアで休憩を取り、四万温泉には約3時間半後に到着します。

●帰りについて
帰りのバスも予約制で、四万温泉内の複数の乗り場から出発しています。

主な発着地点は「四万グランドホテル前」で、午後13時45分に東京へ向けて出発します。

途中でサービスエリアに立ち寄り、東京駅には夕方17時半頃に到着予定です。

このように、「四万温泉号」を利用すれば、東京から直通で快適に四万温泉へアクセスできます。早めの予約と、ゆとりを持ったスケジュールでの行動を心がけると安心です。

四万温泉までのアクセス②特急電車と路線バスを組み合わる

四万温泉まで向かう方法として、特急電車と路線バスを使う手段もあります。

東京の上野駅から出発する「特急草津・四万号」に乗ると、中之条駅まで約2時間で到着します。

そして、中之条駅に着いたら、四万温泉行きの路線バスに乗り換え、約40分で温泉街に到着します。

中之条駅前からのバスは定期運行しており、時刻表を確認しておくとスムーズに移動できます。

四万温泉までのアクセス③新幹線と路線バスを組み合わせる

東京から四万温泉へは、新幹線と路線バスを組み合わせる方法もあります。

時刻表を確認して、間違えないように注意すれば、快適に移動することができます。

●新幹線での移動手順

まずは、東京駅から上越新幹線や北陸新幹線に乗ると、高崎駅まで約50分で到着します。

高崎駅に到着後はJR吾妻線に乗り換え、約50分の乗車で中之条駅に到着します。

中之条駅で四万温泉行きのバスに乗り換え、約40分で四万温泉街に到着します。

新幹線や在来線、バスの時刻表を待ち時間も考慮しながら事前に調べると、乗り換えで間違えずに済むでしょう。

四万温泉

四万温泉の落合通り

四万温泉は豊かな山や川の自然と、こじんまりと落ち着いた街並みで、のんびりとしたひとときを過ごすのにぴったりの温泉地です。

旅館に泊まれば、豪華な食事や風情ある温泉を楽しむことができ、時間に余裕があれば、町を散策するのも良いですね。

ぜひ、このページで紹介したモデルコースを参考に四万温泉を満喫してみてくださいね。

 

⚫︎賑やかな雰囲気の温泉街に行きたい方は、伊香保温泉や草津温泉がおすすめです。

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