このページでは、台湾とシンガポールの特徴を比べながら、それぞれどんな人が楽しめるのかを分かりやすく紹介しています。
どちらも旅行先として人気が高く、違った魅力があるからこそ選びにくいですよね。
旅行先を決めかねている方は、ぜひ参考にしてみてください。
台湾とシンガポール、旅行に行くならどっち?
台湾とシンガポールは、国の特徴から以下のような方が、旅行の満足度が高く、観光も楽しみやすいでしょう。
台湾がおすすめ
シンガポールがおすすめ
台湾
台湾は、東京からは約3時間で行け、近未来的な都市の景観と、昔ながらの雰囲気を残す街並みが共存する、異国情緒を感じられる国です。
航空券は往復3万円~から見つかるので、思い立ったら行きやすい海外旅行先として人気があります。
また、現地では日本語を理解できる人も多く、日本語対応可能なお店もあるため、語学に自信がなくても安心して楽しめるのも魅力の一つです。
さらに、夜市ではルーローハンやタピオカドリンクといった日本でも有名なグルメが並び、1,000円ほどの予算で食べ歩きが満喫できるのもおすすめポイントです。

シンガポール
シンガポールは、中国やインド、マレーシアなど様々な民族が暮らす多民族国家なので、幅広い文化やグルメを楽しむこともできます。
東京からは約7時間かかり、近代的な高層ビル群やショッピング街から植物園や動物園など、幅広い世代で楽しめる観光スポットが充実しているのも人気の理由の一つです。
また、整備され、洗練された美しい街並みも評判で、道にはごみひとつ落ちていないため、気持ち良く観光でき、子どもを連れた旅行でも安心できるでしょう。
国自体はコンパクトなので移動時間が短く済み、数日間でも、人気観光スポットを巡りやすいのも魅力となっています。
台湾とシンガポールの観光スポット
台湾とシンガポールは、それぞれの観光スポットにも特徴があり、
台湾は歴史を感じる寺院や伝統的な建物が目立つのに対し、
シンガポールは、植物園やテーマパークなど、自然あふれる場所や都会的な洗礼された場所など、様々なスポットがあるのが魅力となっています。
台湾の人気観光スポット
台湾は活気ある雰囲気と日本人にはどこか懐かしさを感じる街並みが特徴で、
赤提灯が並び、幻想的な風景で大勢の観光客が訪れる「九份」や
近代的なタワーで街のシンボルである「台北101」が有名な観光スポットとして挙げられます。
その他にも、台湾のローカルフードを提供する飲食屋台などさまざまな屋台が軒を連ねる「士林夜市」や
台南に残る歴史的建造物「赤崁楼」、古い港町の趣を残す「鹿港」など、歴史ある建物や風景も魅力です。
初めての台湾なら「台北」を拠点に、台北市内+九份周辺の観光を楽しむのが、グルメ、歴史、景観とバランスよく楽しめ、観光客の人気コースとなっています。

シンガポールの人気観光スポット
シンガポールは、街全体が整備され、清潔感ある近代的な街並みが特徴で、
屋上のスカイパークからは街が一望できる「マリーナベイ・サンズ」や
ベイエリアの景色が楽しめ、写真スポットとしても人気の「マーライオン公園」といった定番のランドマークが印象的です。
また、「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」のような大規模な植物園、
檻の少ない展示方法で自然に近い形で動物を見られる「シンガポール動物園・ナイトサファリ」、
セントーサ島にある「ユニバーサル・スタジオ」など、レジャー施設が充実しており、観光客を飽きさせない魅力があります。
そして、ベイエリア観光を中心に、スーパーツリーのライトアップやマリーナの夜景を楽しむのが、観光客に人気のコースとなっています。
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台湾とシンガポール、どっちがいい?2つの国を比較
台湾とシンガポール、旅行するうえで気になるポイントを比較して、表でまとめました。
台湾 | シンガポール | |
フライト時間 | 約3時間半 | 約7時間(時差1時間) |
往復チケット | 往復で3~8万円(台北) | 往復で6~13万円 |
気候(ベストシーズン) | 春(3月〜5月)、秋(9月〜11月)★ベストシーズン
夏(6月〜8月) 冬(12月〜2月) |
乾季にあたる3~10月★ベストシーズン
雨期にあたる11~2月 |
言語 | 中国語(北京語) | マレー語。公用語として英語 |
主な観光地 | 九份
台北101 士林夜市 |
マーライオンパーク
シンガポール動物園 マリーナベイサンズ |
主な移動手段 | MRT(地下鉄)、バス、タクシー | MRT(地下鉄)、バス、タクシー |
通貨 | 台湾ドル | シンガポールドル |
物価 | 日本よりやや安い(1台湾ドル=4.87 円) | 日本より高い(1シンガポールドル =115.05) |
※為替レートは2025年9月11日の状況です。
航空券
航空券は往復で、台湾の方が安い傾向にあり、台湾は約3万円から行くことが可能です。
航空券の相場でいえば、シンガポールは台湾の1.5倍~2倍。
ただし最近は台湾旅行の人気が高まっており、日本の航空会社を利用したりベストシーズン(3月〜5月、9月〜11月)に予約したりすると、台湾行きの航空券も高くなります。
所要時間は、台湾なら約3時間半、シンガポールは約7時間かかります。
食事
食事は、リーズナブルな地域の食堂や屋台(1食1,000円未満)から高価格帯のレストランでの食事(1食1,500円~)など、好みや予算に合合わせて楽しめます。
台湾では、小籠包や魯肉飯(ルーローハン)など台湾料理や中華料理が中心ですが、
シンガポールは多民族国家であるため、チキンライスやバクテー(薬膳スープ)の他、世界中の料理が楽しめるのが大きな特徴です。
宿泊
宿泊面で見ると、台湾の方が全体的にホテルなどの宿泊施設の価格が安い傾向にあります。
一方シンガポールも、安いところから高級ホテルまで幅広く選べるので、旅行のスタイルや予算に合わせて探すことは十分可能です。
ただし、シンガポールは安全基準が厳しく、一部屋に泊まれる人数が決まっているため注意が必要です。
例えば、家族5人での宿泊だと部屋を2つ取らないといけないケースが多いです。
そうなると、たとえリーズナブルな宿を選んでも、宿泊日数が増えると出費がかさんでしまうでしょう。
なかにはファミリー向けの大きな部屋を用意しているホテルもありますが、数は限られていて、料金が高めに設定されていることも珍しくありません。
ホテルを予約する前には、宿泊する際の注意事項などを確認しましょう。
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移動手段
移動手段は台湾・シンガポールどちらもバスやタクシーなど、観光客も利用しやすい移動手段が豊富です。
台湾はMRT(地下鉄)が便利に張り巡らされており、加えてタクシー料金もリーズナブルなので、快適に移動できるでしょう。
シンガポールもタクシー代が比較的手頃で、国の規模が小さいためタクシーでどこにでも行けるのが魅力です。
台湾とシンガポール、自分が楽しみやすい方を選んでみよう。
台湾とシンガポールは、それぞれ独自の魅力が光る人気の旅行先です。
台湾は1日から海外旅行を楽しんだり、屋台グルメ食べ歩きやノスタルジックな街並みの探索などをしたい方は、満足しやすいでしょう。
シンガポールは3泊以上の日数が取れて、清潔感を重視し快適に観光したい方や様々な国の文化に触れたい方におすすめの国です。
あとは航空券や宿泊費などの条件を考えつつ、自分のやりたいことや希望に合った方を選んで旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。
以下のページでは、旅行に役立つ情報をまとめています。


