「旅行や出張の荷物をスーツケースに詰めたけど、思った以上に量が少なくてスカスカ!」
こんな時のために、スーツケースの上手な詰め方を紹介します。
スーツケースの中身がスカスカだと、移動中に中に入れた荷物が激しく動き、衣服がごちゃごちゃになったりスーツケース内側の生地が破けたりすることもあります。
このようなことがないように、スーツケースの隙間も埋める良い方法や物を詰める時のコツも解説するので、ぜひ、参考にしてみてください。
スーツケースに荷物を入れるコツ
スーツケースに入れる荷物が少ないと感じた時は、荷物の重さに合わせて詰め方を工夫したり片側だけに詰めたりすることが重要です。
以下で、具体的な方法を紹介します。
重い物を底に軽い物を上に詰める
スーツケースに荷物を詰めるとき、一番大事なことは重い物と軽い物を分けることです。
基本的には、重い物をスーツケースの底に、軽い物を上に配置します。
スーツケースの中を「蓋側上部」「蓋側下部」「底側上部」「底側下部」の4つに分けて考えると、何をどこに入れるかがわかりやすくなります。
入れる荷物リストを作り、底側下部に靴やジーンズなど重いものを詰めていきましょう。
その上に、丸めたり圧縮袋を使って薄くしたりした衣類を入れると、かさばらないのでおすすめです。
スーツケースの片側だけに詰める方法
荷物が少ない場合、スーツケースの片側だけに詰めると良いです。
スーツケースの中がスカスカだと不安定なので、底側にまとめて詰め、蓋側は空けておきます。
また、お土産用のスペースを空けたい場合も、必要な荷物を片側にまとめ、もう片側には袋や紙類を入れましょう。
現地で捨てられるものを詰める
新聞や紙類・使い捨ててもいいタオルや衣類などを、重い物の周りやスーツケースの中の隙間に詰めましょう。
スカスカな中身を埋められるものは以下のものがあります。
新聞紙(紙類)・ティッシュ
新聞紙などの紙類やティッシュは、スカスカな中身を埋めるの役立ち、軽いのも嬉しいポイントです。
また、新聞や紙類は、くしゃくしゃにしてビニール袋に入れれば緩衝材代わりになり、インクが移る心配もなくなります。
エアークッション・エアー枕
100均ショップなどで購入できるエアークッション(プチプチ)やエアー枕も、スカスカな中身を埋めるのに便利です。
エアークッションはお土産の梱包にも利用できます。
また、エアー枕は、膨らませればクッション代わりにもなり、帰りに荷物が増えたら空気を抜けば収納が楽になります。
旅行中に食べる食べ物や飲み物
旅行中に、小腹を満たすための食べ物や飲み物もスーツケースの空きがあれば詰めておきましょう。
空いたスペースを埋められる他、旅行に行く準備も楽しくなります。
袋に入れたアメニティ
ポーチに入れず、あえて捨てても良いビニール袋などに、トラベルグッズなどのアメニティを入れておきます。
行きはスカスカな中身を埋めるのに使え、帰りは旅行先ですぐに捨てられるので便利です。
荷物を詰める時の工夫!
スーツケースに詰める荷物は、工夫することで現地で使いやすくコンパクトにまとめることもできます。
ぜひ、覚えて実践してみてください。
使いやすいように小分けにする
洋服や小物を一日分ずつ透明な袋に小分けすると、整理しやすいのでおすすめです。
余裕があれば、化粧品やシャンプーなども必要な分だけ、携帯用のケースや容器に移しておくと良いでしょう。
これらの小分け用の袋や旅行用の携帯できるケース・詰め替え容器などは、100円ショップで気軽に購入できる他、便利なアイテムが揃っているので、ぜひ活用してみてください。
スーツケースの荷物をできるだけ減らす
スーツケースの中身にゆとりがほしい場合は、服は着回ししやすいコーディネートにするか、出発時に重ね着することで、持っていく洋服の量を減らすことができます。
また、靴はシャワーキャップに包んで汚れを防ぎ、靴の中に靴下などを詰めれば、空きスペースを有効活用できます。
割れ物や液体が入ったものを詰めるとき
割れ物はタオルや衣類で包んだり、エアークッションで梱包しましょう。
割れる心配がある物は底側の中心または下部に入れ、周りに柔らかい物を詰めると安定します。
また、飲み物などの液体が入っているものは移動中に漏れる可能性があるので、フタがしっかり閉まっているのを確認して、ビニール袋に入れておくと安心です。
スーツケースの中身がスカスカにならないように詰めよう。
スーツケースの荷物の詰め方にはコツがあります。
荷物は、詰める場所や荷物の重さの配分を考え、重い物を底に軽い物を上に詰めることが大切です。
また、中身がスカスカで隙間がある時は、現地で処分できる紙や衣類などを活用してみましょう。
現地で使いやすいよう小分けしたり必要な荷物を上手に詰めたりして、スカスカにならないように荷造りしてみてくださいね。