このページでは、大阪駅から『青春18切符』を活用して日帰り旅行を楽しめるおすすめのコースをご紹介します。
駅から近かったり人気の観光スポットを行ったりできるので、電車での旅行初心者でも安心して楽しめます。
「大阪から青春18切符を使って、ちょっと出かけたい。」という方に役立つ内容なので、ぜひ、チェックしてみてくださいね。
※青春18切符の利用期間が終了しても、電車を使った旅行で活用できるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
大阪から行ける青春18切符を使った日帰りコース
早朝に大阪を出発すれば、大阪から、姫路、彦根、和歌山、名古屋に日帰りで行くことができます。
このページでは、人気が高い場所を中心に紹介していきます。
大阪発 初心者でも行きやすい日帰りコース:姫路
初心者にもおすすめの行き先のひとつが姫路です。
大阪駅から乗り換え不要で、神戸方面に向かう新快速に乗れば、約1時間5分で姫路に到着します。
片道の運賃は1520円となっており、日帰り旅行で十分に元を取れる距離です。
おすすめスポットとしては、まず世界遺産に登録されている姫路駅から徒歩20分の「姫路城」があります。
日本に現存する城の中でも最大級の規模を誇り、見ごたえのある石垣や門が数多く存在します。
特に、複雑な天守の構造や白く輝く漆喰が施された美しい外観は圧巻です。
また、「姫路城」から徒歩10分には、美しい日本庭園が広がる「好古園」があります。
9つの庭園があり、石や植栽などそれぞれ違った趣で、春は桜、冬は雪景色など美しい風景を見ることができます。
「好古園」から徒歩15分の場所にある、赤レンガの建物が特徴的な「姫路市立美術館」も見逃せません。
姫路の作家や姫路近隣の地域に縁のある作家の作品を展示しており、じっくり鑑賞することができます。
姫路の名物グルメもぜひ楽しんでみてください。
生姜醤油で味わう「姫路おでん」、鉄板で焼く「どろ焼き」(お好み焼きとももんじゃ焼きとも異なるユニークな料理)が名物です。
さらにはJR姫路駅構内で味わえる「えきそば」など、多彩な料理が楽しめます。
大阪発 初心者でも行きやすい日帰りコース:彦根
大阪駅から電車に乗れば、乗り換えなしで行けるおすすめな場所として彦根も挙げられます。
京都方面に向かう東海道本線に乗ると、約1時間20分で到着し、片道料金は1,980円で、コスパも抜群です。
彦根のおすすめスポットとして、有名な場所のひとつが彦根駅から徒歩20分の「彦根城」です。
現存する12の天守のうちのひとつ、国宝の彦根城。
三層の白い天守の、異なる破風の様式が組み合わさった美しいデザインも印象的です。
また、大名庭園とも称される「玄宮園」の見事な庭園からの景観も一見の価値があります。
その他に、「彦根城」から徒歩20分の「夢京橋キャッスルロード」もおすすめです。
江戸時代の城下町を再現し、白い壁と黒い格子が特徴的な町屋風の建物が並ぶ商店街となっています。
彦根のグルメとして、ぜひ試してみたいのが、滋賀の名物・近江牛や近江ちゃんぽんです。
近江牛は口の中でなめらかにとろける肉質が特徴となっています。
近江ちゃんぽんは、滋賀県でおなじみのこのラーメンチェーン『ちゃんぽん亭総本家』が有名で、その本店が彦根市にあります。
大阪発 初心者でも行きやすい日帰りコース:和歌山
西へ東へと出かけた次は、「南へ向かってみたい」という方もいると思います。
そんな時に、和歌山へ行ってみてはいかがでしょう?
大阪から紀州路快速に乗ると、約1時間20分で和歌山駅に到着し、運賃は片道1270円となっています。
和歌山のおすすめスポットは、和歌山駅から「マリーナシティ」行きのバスで40分(520円)の「ポルトヨーロッパ」です。
人工島「和歌山マリーナシティ」にある、ヨーロッパの港町を再現したテーマパークです。
レンガ造りのヨーロッパの街並みが広がり、フランスの街並みを再現した噴水広場やイタリアの港街を再現したエリアなどがあります。
入場は無料ですが、VRアトラクションや空中ブランコなどのアトラクションは有料です。
その他に、和歌山には、徳川御三家の一つ、紀州徳川家の本拠地であった「和歌山城」があります。
「和歌山城」は和歌山駅からバスで6分(230円)です。
白壁が特徴の白亜の天守閣で、天守に上って和歌山の街を360度見渡すことができます。
また、天守閣の内部は徳川家や紀州藩ゆかりの品が展示され、歴史を深く知ることができるでしょう。
天守閣すぐの「西之丸庭園(紅葉渓庭園)」は、江戸時代初期の大名庭園で、大きな池や滝があり、落ち着いた優雅な雰囲気も魅力です。
和歌山グルメとして、醤油ベース・豚骨ベースの豚骨醤油ラーメン、高菜の浅漬けで包んだおにぎりめはり寿司は外せません。
また、和歌山の冬の味覚といえば「クエ」。
高級魚として知られ、その分値は張りますが、一度食べてみる価値があります。
大阪発 初心者でも行きやすい日帰りコース:名古屋
大阪から名古屋に行くなら、新幹線が便利ですが、時間にゆとりを持って、青春18切符を使った電車の旅もアリです。
片道約3時間、費用は3410円で名古屋に到着できます。
道中では米原駅と大垣駅で乗り換えがありますが、乗り場は分かりやすいので、電車の旅初心者でも安心して楽しめるでしょう。
名古屋のおすすめスポットは、徒歩約5分の「ミッドランドスクエア」や名古屋駅から徒歩1分の「KITTE名古屋」などの商業施設です。
「ミッドランドスクエア」は様々なショップやレストランがある商業施設で、東海地方随一の高さを誇る展望台があるのが特徴です。
高さ220mの屋外展望台「スカイプロムナード」から名古屋の街を360度見渡すことができます。
「KITTE名古屋」は金のシャチホコをモチーフにしたモニュメントがあり、地元で人気の飲食店を中心に様々なショップがあります。
その他のスポットとして、地下鉄で約15分 (240円)の「名古屋城」があります。
アクセスは東山線で栄駅、栄駅から名城線で名古屋城駅に向かい、徒歩5分です。
国の特別史跡に指定されている「名古屋城」は、豪華絢爛な本丸御殿が見どころとなっています。
緻密な細工や金箔をあしらった「彫刻欄間」や資料を基に復元した1300面以上の「障壁画」などひとつひとつじっくり見て回りたい芸術ばかりです。
名古屋グルメは、手羽先や八丁味噌を使った味噌カツが名物です。
また、平べったい麺のきしめんがあり、これらは、駅すぐの商業施設や駅の立ち食いコーナーでも手軽に味わえます。
その他に、ひつまぶしは少し高めですが、名古屋に来たら一度は食べたい逸品。
人気店は行列ができていることもあります。
大阪発 初心者でも行きやすい日帰りコース:城崎温泉
西や東、南へ出かけたなら、次は北へ向かってみましょう。
日本海側にある「城崎温泉」で、心地よい湯に浸かり、リフレッシュするのもいいものです。
ただし、大阪から「城崎温泉」へは直通の普通列車は運行していません(特急は運行している)。
例えば、青春18切符で始発、宝塚線(福知山行)で福知山駅に向かい、福知山駅から山陰本線(豊岡行)で豊岡(兵庫)、山陰本線(浜坂行)で城崎温泉に向かいます。
途中で何度か乗り換えが必要となるため、乗換案内アプリを活用して計画的に移動するのがおすすめです。
片道の運賃は3410円、所要時間は4時間半から5時間ほどかかるので、早朝から出発するのが賢明でしょう。
「城崎温泉」には趣の異なる7つの外湯が点在しており、1日かけて湯めぐりを楽しむのも一興です。
複数の外湯を楽しみたい方には、1300円で外湯めぐり1日券が販売されているので、ぜひ利用してみてください。
城崎温泉のグルメと言えば、カニが人気の一品です。
これを目当てに訪れる人も少なくないでしょう。
城崎のもう一つの名物、但馬牛もあり、高級な牛肉ですが、気軽に味わえる但馬牛コロッケなどもあり、食べ歩きにもぴったりです。
その他に、「湯上りぷりん」という名前のプリンも城崎温泉ならではのスイーツ。
地元産の牛乳や生クリーム、卵を使い、オーブンで丁寧に焼き上げられたこのプリンは、食べ歩きにも、お土産にも喜ばれる一品です。
青春18切符を利用して、大阪から日帰り旅に出かけよう!
青春18切符を使えば、大阪から、姫路、彦根、和歌山、名古屋、城崎温泉に日帰りで行くことができます。
この記事で紹介したスポットは、駅からアクセスが良いスポットも多く、日帰りでも十分に観光したり名物グルメを味わったり楽しむことができるでしょう。
せひ、青春18切符で電車での旅をしてみてくださいね。