「ジブリパークは1日で全部回れるんだろうか。」
ジブリパークに行こうとする時、このように思う方もいるでしょう。
このページでは、1日で全てのエリアを上手に回るコツや回る順番、混雑するスポットなどを詳しく説明します。
読めば、効率的に回りながらジブリパークを楽しむことができるでしょう!
※チケットについてはこちらのページで解説しています。
ジブリパークは1日で回れる?
ジブリパークは、エリアを回るルートや滞在時間を決めれば、5つのエリアを1日で回ることが可能です。
しかし、人が多いと移動に時間がかかったり展示や建物をじっくり見て回ったりすると1日では時間が足りないこともあります。
そのため、優先順位や絶対に観たいスポット、欲しいものを決めて効率よく回るのが良いでしょう。
また、人が比較的少ない平日に開園直後から行くのがおすすめです。
ジブリパークを回る順番
愛知県にオープンしたジブリパークは、約200ヘクタールもある広大な敷地で、その広さは東京ディズニーランド+ディズニーシーの約2倍です!
ジブリパークを回る時、特に目当てのものが決まっていない場合は、愛・地球博記念公園駅から近い順に、
で回るのがおすすめです。
各エリアの滞在時間
各エリアの滞在時間は以下の通りです。
エリア | 滞在時間 |
青春の丘 | 約1時間 |
ジブリの大倉庫 | 2~4時間 |
どんどこ森 | 約1時間 |
魔女の谷 | 2~4時間 |
もののけの里 | 約1時間 |
この時間は目安なので、人が多い場合、滞在時間は伸びるでしょう。
各エリアの注目スポットや回り方のポイント
ここからは、各エリアの見逃せない人気スポットや上手に回るためのポイントを紹介します。
また、混雑しやすいスポットや最初に行くのにおすすめな人もまとめているので、チェックしてみてください。
青春の丘
青春の丘 pic.twitter.com/HZblNfDuPl
— ぉん (@_Ma0N) April 1, 2024
愛・地球博記念公園駅すぐにある、「耳をすませば」や「猫の恩返し」の世界を再現したエリアです。
また、エレベーター塔が目印になっており、駅からすぐなので、必ず通るエリアになります。
下のように思っている方は、ゆっくり見て回りましょう。
- 「耳をすませば」や「猫の恩返し」の世界をじっくり堪能したい
青春の丘にはお土産ショップや飲食スペースがないので、他のエリアを優先したい方は最後にゆっくり回りましょう。
ジブリパーク大倉庫
ジブリパークのジブリの大倉庫で撮った中央階段と通路がオシャレだった✨ pic.twitter.com/FN60emrYDv
— なこ (@niji_nako) December 26, 2022
ジブリ作品を忠実に再現した展示や建物、作品に関する資料や映像などを観ることができる大型エリアです。
ジブリ作品の名場面をなりきって撮影できるコーナーやタイルで覆われた中央階段・空飛ぶ巨大な船など見どころ満載なので、最低2時間、すべての展示をじっくり見て回ると、5時間ほどかかるでしょう。
作品のファンはたまらないような、さまざまな工夫が散りばめられているので、この場所だけであっという間に時間が過ぎてしまいます。
また、ジブリパーク大倉庫は、9:00から15:00まで1時間ごとの入場時間制限があるので、注意しましょう。
下のように思っている方は、ジブリパーク大倉庫に朝一で行くことをおすすめします。
- なりきり名場面で早く写真を撮りたい
- カフェ「大陸横断飛行」で長い列を避けて早めに食事したい
- ショップ「冒険飛行団」で目当てのお土産を必ず購入したい
なりきり名場面では、長い時で1時間ほど並ぶことがあり、ゆっくり写真を撮りたい場合は最初に巡っていきましょう。
カフェ「大陸横断飛行」は11時には長蛇の列ができ、お昼前に座席がなくなることもあります。
ジブリパークで一番大きいお土産屋さんの「冒険飛行団」では、人気商品は午前中に売り切れることもあり、午後やクローズ間近にはレジが非常に混雑するでしょう。
魔女の谷
ジブリパークへ行ってきました 魔女の谷のエリアが楽しかったです 娘っ子とメリーゴーランドでモロの子に跨り 別の意味でのもののけ姫(怪しいおば…割愛)になっていたかも(笑) ハウルの城に入れなかったのが残念でした(チケットの予約が取れなかった)
ヾ(´︶`*)ノ マタ イキタイナァ! pic.twitter.com/aTT2HCW3sx— もるもるモルちゃん (@atamagamawaran1) May 2, 2024
「魔女の宅急便」や「ハウルの動く城」の魔女の世界を再現したエリアです。
魔女の谷は、起伏のある地形と既存の樹木に囲まれており、5つのエリアの中でも特に広いエリアです。
グーチョキパン屋の裏庭や2階のキキの屋根裏部屋、ハッター帽子店のソフィーの作業場など、プレミアム券がなくても楽しめる場所も多くあります。
そのため、3〜4時間ほどの滞在がおすすめですが、人気の「グーチョキパン屋」では40分待ちが珍しくなく、メリーゴーランドも混雑時には並ぶ必要があります。
また、以下のような方は、朝一番に魔女の谷を訪れるのがおすすめです。
- 「グーチョキパン屋」で全種類のパンを購入したい
- 「13人の魔女団」で人気のお土産を確実にゲットしたい
- 「魔女の宅急便」や「ハウルの動く城」の世界観を楽しんだり写真をたくさん撮ったりしたい
人気のパンやお土産は午前中に売り切れることが多いので、朝一番に「魔女の谷」の入口に並び、オープンと同時に目的の場所へ向かうと良いでしょう。
「グーチョキパン屋」の営業時間はジブリパークと同じですが、「13人の魔女団」の営業時間は平日10:30から、土日祝日は9:30からとなっています。
そのため、平日も土日祝も「魔女の谷」がオープンしてから30分後に営業を開始します。
「13人の魔女団」の前に並ぶ際には合流が禁止されているため、到着順に並ぶか複数人で行っている場合は全員で一緒に並ぶ必要があります。
途中でトイレに行きたくなっても、戻って同じ位置に並ぶことができないので注意が必要です。
どんどこ森
ジブリパーク楽しかったです!
実際に触れるものが多かったので、アニメの世界に入った気分を味わえました。🌳どんどこ森 pic.twitter.com/wboAZfQMyC
— Nyago (@mayumi015024038) September 21, 2023
「となりのトトロ」の世界が広がる、自然溢れるエリアです。
昭和時代の生活が再現された「サツキとメイの家」やトトロの木製遊具もあり、全体的な観光は約1時間で可能です。
また、裏山の山頂へは、昔の名古屋市電をモチーフにしたスロープカーのどんどこ号で向かうことができます。
スロープカーは、ベビーカーや車椅子、体の不自由な方が優先的に乗れ、スロープカーの横には、歩いて5分で山頂に到着する急な道もあります。
以下のような方は、どんどこ森に朝一番に行ってみましょう。
- 「となりのトトロ」の雰囲気を味わいたい
- ショップ「どんどこ処」でどうしても買いたいお土産がある
- 子どもを思う存分遊ばせたい
「どんどこ処」では、午前中にジブリ限定デザインの手ぬぐいや小トトロ8音カリンバなど、人気商品が売り切れることがあります。
これらを確実に購入したい場合は、真っ先に「どんどこ森」入口の「どんどこ処」に行きましょう。
また、「サツキとメイの家」(中の観覧には、ジブリパーク大さんぽ券プレミアムが必要)や遊具があるので、子どもを自然の中で遊ばせたい親御さんにもおすすめです。
※2024年3月以降、「サツキとメイの家」の内部は混雑緩和や展示物保護のため写真撮影禁止です。
もののけの里
ジブリパーク「もののけの里」 pic.twitter.com/LnpMJeUTjN
— のり (@midoriiiino_No7) May 21, 2024
「もののけ姫」をテーマにした、和風の里山風景が再現されているエリアです。
体験学習施設「タタラ場」では、愛知奥三河の郷土料理「五平餅」づくりを体験できます。
その他に、「乙事主」の滑り台や「タタリ神」のオブジェもあります。
五平餅炭焼き体験は、混雑時には1時間半待つこともあり、順番が回ってくると説明を聞いて15分程度で焼き上げます。
人気が高いエリアでもあり、日によっては、お土産を買うにも1時間待つこともあります。
また、子どもを連れていて遊ばせたい時は、2時間ほど滞在すると思っていて良いでしょう。
以下の目的がある方は、「もののけの里」に朝一で行くのがおすすめです。
- もののけの里でしか買えないお土産を確実に購入したい
- 「五平餅」づくりを体験したい
- 子どもが遊べる遊具、猫の城に行きたい
「もののけの里」のショップでお土産を購入する場合や「五平餅」づくりのためには、並ぶ必要があります。
混雑している場合、1時間から1時間半待つこともあり、時間が遅くなるにつれ、待ち時間が長くなることが予想されるでしょう。
また、「もののけの里」の前にある芝生広場に、遊具の「猫の城」があり、平日は無料で利用できます。
ジブリパーク内の移動手段
ジブリパーク内の移動には、時間を短縮でき、疲れも軽減もできる無料バスが便利です。
特に、「どんどこ森」へは入口から距離があるため、無料バスを利用すると雨の日でも濡れずに移動できるのでおすすめです。
無料バスは走行中に可愛いメロディーを鳴らしており、バスの到着が近づくとそのメロディーが聞こえてきます。
ジブリパーク内の移動に必要なE東ルートを利用しましょう。
バス停名 | バス停場所 |
地球市民交流センター(始発) | ジブリパーク入口 |
あいちサトラボ | もののけの里 |
大芝生広場 | 魔女の谷 |
アイススケート場 | ジブリの大倉庫 |
公園西口 | |
日本庭園 | |
どんどこ森(終点) | どんどこ森 |
始発から終電までは約16分です。
平日の始発は9時、土日祝日の始発は8時20分で、平日は40分、土日祝は20分おきにバスが出ています。
行きたい場所を決めて、ジブリパークを楽しもう!
ジブリパークは注目スポットが多く、全体を1日で回るのは難しいため、訪れる際は計画を立て、優先順位や行きたい場所を決めてから巡るのがおすすめです。
それぞれのエリアには、人が大勢集まる注目スポットがあるので、目当てがある場合は、早めに訪れましょう。
移動時間の短縮や疲れた時は、ジブリパーク内を巡回する無料バスを利用するのもひとつの手段です。
ぜひ、このページの情報を参考に、ジブリパークを楽しんでください。