このページでは、新幹線のぞみ、ひかり、こだまの速さの違いやそれぞれどのような人の利用が向いているかをまとめています。
「のぞみ、ひかり、こだま、どれに乗ったら良いんだろう?」とお悩みの方や
新幹線に乗る際の参考情報としてご活用ください!
新幹線のぞみ、ひかり、こだまの速さの違い
新幹線は、速度が速い順で「のぞみ」(最高速度300km/h.)「ひかり」(最高速度285km/h.)「こだま」(最高速度275km/h.)です。
また、利用者の多い「東京〜新大阪間」のおよその所要時間は以下の通りとなっています。
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のぞみ:およそ2時間30分
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ひかり:約3時間
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こだま:およそ4時間
たとえば同じ区間でも、「のぞみ」なら2時間半で到着できるのに対し、「こだま」を利用すると約4時間を要します。
つまり、移動手段によっては1時間半もの違いが生じることになるでしょう。
新幹線のぞみ、ひかり、こだまそれぞれの列車が合っている人とは?
新幹線を利用する際、「のぞみ」「ひかり」「こだま」の3種類からどれを選ぶか迷った場合は、
それぞれの特徴から、以下のように選ぶのが良いでしょう。
「のぞみ」がおすすめな人
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とにかく早く目的の駅に到着したい人
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主要都市間を移動する人(東京駅や新大阪駅など、主要な駅に停車)
「ひかり」がおすすめな人
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「のぞみ」より少し遅くてもいい人
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利用したい駅が「ひかり」には停まるけど「のぞみ」には停まらない人
「こだま」がおすすめな人
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各駅に停まりたい、またはその沿線の駅を利用する人
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のんびりとした旅を楽しみたい人
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新幹線のぞみ、ひかり、こだまの停車駅の違い
新幹線のぞみ、ひかり、こだまでは、のぞみが停車駅が一番少なく、こだまが停車駅が一番多いのが特徴です。
停車駅は以下の通りです。
※ひかりは列車によって停車駅が変わり、複数の運行パターンがあるため注意が必要です!
のぞみ、ひかり、こだまの運行本数の違いについて
新幹線のぞみ、ひかり、こだまの中でも最も頻繁に運行されているのが「のぞみ」です。
たとえば、東京〜新大阪区間では、以下のような本数で運行されています:
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のぞみ:1日164本(下り83本・上り81本)
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ひかり:1日65本(下り33本・上り32本)
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こだま:1日84本(下り40本・上り44本)
本数の多さで言えば、圧倒的に「のぞみ」が主力といえます。
新幹線のぞみ、ひかり、こだまの運賃の違いについて
新幹線の運賃は、自由席であればどの列車でも同じですが、指定席やグリーン車を選ぶと「のぞみ」だけが少し高めの設定になっています。
とはいえ、その差額はごくわずか。
「所要時間が短い「のぞみ」は高い!」と思われがちですが、実際はそれほど大きな差ではありません。
東京〜新大阪間の代表的な料金は以下の通りです。
列車種別 | 指定席 | 自由席 | グリーン車 |
---|---|---|---|
のぞみ | ¥14,720 | ¥13,870 | ¥19,590 |
ひかり | ¥14,400 | ¥13,870 | ¥19,270 |
こだま | ¥14,400 | ¥13,870 | ¥19,270 |
このように、「のぞみ」は指定席で+320円、グリーン車で+1320円ほど高くなるものの、スピードを重視する方にとっては十分に検討の余地があるでしょう。
新幹線のぞみ、ひかり、こだまは、速さや旅の目的に合わせて選ぼう!
「のぞみ」、「ひかり」、「こだま」3つの新幹線の中で速いのは「のぞみ」で、主要な駅しか停車せず、「とにかく早く目的地に着きたい」という場合に最適です。
一方で、時間に余裕のある旅行や、混雑を避けて快適に移動したい方には「こだま」がおすすめ。
停車駅が多いため、沿線の地域にも立ち寄りやすく、観光や帰省といったゆったりとした移動に適しています。
「ひかり」は、「のぞみ」、「こだま」の中間で、目的の駅が「ひかり」の停車駅に該当している場合、利用を検討してみると良いでしょう。
このように、旅の目的や移動にかかる時間に応じて、柔軟に使い分けていくのがおすすめです。
あなたも、自分にぴったりの新幹線を選んで、快適な旅を楽しんでくださいね。


