国内旅行を計画する際、スーツケースの準備をする人が多いと思いますが、実際にはスーツケースが不要な場合も多いのです。
この記事では、スーツケースを使わずに済む理由や、スーツケース代わりに使える便利なバッグの種類や選び方についても詳しく解説します。
また、荷物を少なくするコツにも触れているので、読んで快適な旅行のために役立ててくださいね。
短期間の国内旅行ではスーツケースは不便?
1泊や短期間の旅行では、荷物が少なくて済むため、大きなスーツケースは不要に感じることもあるでしょう。
例えば、1泊旅行の荷物は平均して10kg未満であり、この場合は小型のリュックサックやトートバッグで十分です。
また、観光地では、狭い通路や階段が多く、大きなスーツケースは移動の妨げになります。
特に、混雑した観光地や繁華街では、スーツケースの持ち運びを不便に感じ、その結果、旅行の楽しさが半減してしまうこともあるでしょう。
また、新幹線やバス、地下鉄など公共交通機関を利用する際には、大きなスーツケースは収納スペースの確保が難しく、移動の際に邪魔になることがあります。
旅行に適したバッグの選び方
1泊から2泊3日の短い期間の旅行なら、荷物を最小限にして、リュックやボストン・トートバッグを利用するのが適しています。
旅行に行く際にどちらが適しているか、いくつかのポイントを基に自分に合うバッグを選びましょう。
リュックを選ぶ場合
歩くことが多いアクティブな観光の場合は、移動が楽で収納量も十分なリュックがおすすめです。
そして、リュックを選ぶ場合は、背負いやすさと収納の効率が重要です。
容量は20~30リットルが理想的で、複数のポケットや仕切りがあると整理がしやすくなります。
また、タブレットやパソコンなどの電子機器をはじめとする、衝撃で壊れやすいものを持ち運ぶために、内側はクッション素材になっているか確認することも大切です。
ハンドバッグ(ボストン・トート)を選ぶ場合
足場が悪い場所やスーツケースを引いて歩くのに不便を感じる場合は、ハンドバッグ(ボストン・トート)が便利です。
特にボストンバッグは、軽くて容量がたくさん入り、使い方も自由に選ぶことができるメリットがあります。
ハンドバッグを用意する場合は、長時間移動しても辛く感じにくいように、1kg未満のバッグを用意しましょう。
また、雨に濡れても大丈夫なように防水加工や収納力を考えて内ポケットの豊富さなど機能性にも注目してみてください。
1泊旅行のためのバッグ選び
1泊の旅行には、15から20リットルの容量があるボストンバッグやトートバッグなど小型のバッグが便利です。
このサイズであれば、1泊分の着替えや必要最低限のアイテムを収納するのに十分です。
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2泊3日の旅行のためのバッグ選び
2泊3日の旅行であれば、20から30リットルの容量があるバックパックが、必要な物をコンパクトに収納でき、移動時の負担も軽減されるのでおすすめです。
また、小物整理に便利なトラベルポーチや、折りたたみ可能なショッピングバッグも用意しておくと良いでしょう。
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短期間の国内旅行に適した荷物のまとめ方
快適に移動・旅行をするために、持っていくものは必要最低限でコンパクトにまとめることが大切です。
下着や着替えは1セットのみ用意して、衣服がかさばらないようにしましょう。
「服だけで荷物がパンパンになってしまう。」という時は、圧縮袋や圧縮ケースを使用するのもおすすめです。
また、洗面用品は小さなポーチにまとめたり、化粧品はトラベルセットなどを詰めて、最低限にすることで荷物の重さを軽減できます。
お土産や荷物が多くなった時は郵送する
帰りや旅行の途中でお土産や荷物が多くなってしまった時は、自宅に郵送するのもひとつの選択肢です。
手続きの手間や郵送費がかかってしまいますが、帰りに荷物が多くて、移動が大変になる事態を防げます。
また、はじめから荷物が多くなることを想定して、お土産や荷物を郵送することを決めておけば、旅行のバッグは、旅行中に必要なものが入る大きさのリュックやボストンバッグで済むでしょう。
短期間の国内旅行では、リュックやハンドバッグが便利
1泊から2泊3日の国内旅行では、リュックやハンドバッグを利用すれば、荷物が十分に詰められ、移動も楽になります。
スーツケースは、荷物の量に対して大きすぎることもあり、観光や交通機関での移動で不便に感じることもあるでしょう。
必要最小限の荷物をコンパクトにまとめれば、スマートに整理しやすくなり荷物も少なくて済みます。
ぜひ、自分が持ち運びしやすいバッグを選んで、旅行を楽しんでくださいね。