京都がすいている時期はいつ?落ち着いて観光できる穴場も厳選してご案内!

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人が少ない京都の街 旅行
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このページでは、京都で観光客が少なく比較的空いている時期をその理由も合わせて解説しています。

その他に、人が比較的少なく、落ち着いて観光できる穴場をピックアップしているため、京都旅行の計画を立てる際に参考にしてみてください。

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京都ですいている時期はいつ?

1月のカレンダー

京都は、1月〜2月の真冬、6月の梅雨の時期が観光客が少なくなるため、落ち着いて観光を楽しめます。

それには以下のような理由があります。

1月〜2月の真冬

1月〜2月は、仕事初めになったり年末年始で出費がかさんだりして、しばらく旅行を控える人が多くなるからです。

しかし、1月〜2月の雪が降った日の寺院や庭園は、いつもとは違う幻想的な風景を見せてくれます。

白く染まった五重塔や庭の苔の上に積もる雪など、冬ならではの景色は一見の価値があります。

寒さは厳しいものの、その分静かで落ち着いた空気を味わえるのが冬の京都の大きな魅力です。

6月の梅雨の時期

6月の梅雨の時期は、雨の日が続くため、外出そのものを控える人が増え、観光需要も自然と減少していきます。

加えて、ゴールデンウィークが終わった直後ということや6月は祝日が一切ないということもあり、観光客が少なくなり、各地で比較的落ち着いた雰囲気になります。

梅雨の時期は、しとしと降る雨に濡れた石畳や鮮やかさを増した苔の緑が美しく、まるで異世界に迷い込んだような情緒を感じられるのが魅力です。

また、雨の日には傘を片手に、濡れた町並みや寺社を歩けば、普段とはひと味違う京都の姿に出会えるので、忘れられない旅行にもなるでしょう。

観光のピークから外れるこの時期は、人出も少なく落ち着いた雰囲気のなかで京都を堪能できる絶好のシーズンです。

落ち着いて観光できる穴場のスポット5選!

ここからは、通年で人で混んでおらず、落ち着いて観光することができるおすすめの名所を紹介していきます。

それぞれ、建造物やそこから見える景色など、異なった魅力があるため、訪れる際の参考にしてみてください。

雲龍院

雲龍院の庭園

京都・東山エリアに位置する雲龍院は、皇室とも縁のある歴史ある寺院で、春先には梅と桜が重なるように咲き、混雑を避けつつ花を楽しめる隠れた名所として親しまれています。

書院には、禅の思想を象徴する「悟りの窓」と「迷いの窓」があり、訪れる人の心を映し出すような静けさを感じられます。

さらに、「蓮華の間」から障子越しに眺める椿や灯籠、松や紅葉の景色はまさに絵画のようで、写真に収めたくなる光景です。

この寺はかつて写経道場として栄え、本堂「龍華殿」は国の重要文化財にも指定されています。

現在も写経体験ができ、心静かに筆を進めた後には抹茶でひと息つけるのも魅力のひとつです。

アクセスは、京都駅からほど近いため徒歩で向かうこともでき、歴史と文化、そして癒しの時間を同時に味わうことができます。

拝観時間   午前9時〜午後5時(午後4時30分受付終了)
拝観休止日  毎週水曜日※11月を除く
拝観料    一人様400円

金福寺(こんぷくじ)

京都の金福寺

京都市左京区の金福寺は、俳人・松尾芭蕉が滞在したと伝わる静かな雰囲気の隠れた名所です。

江戸時代中期に整えられた枯山水の庭園があり、運が良ければ、美しい庭園を独り占めできるのも魅力です。

また、南側にある書院『残照亭』から望む枯山水の庭は、静寂に包まれ、季節によっては紅葉が楽しめるため、心安らぐひとときを過ごせるでしょう。

そして、松尾芭蕉と圓光寺の鉄舟和尚が親しく交流し、語り合ったと伝えられる「芭蕉庵」があります。

「芭蕉庵」は荒れて失われかけたものの、安永5年(1776年)に与謝蕪村とその門人たちの手で再び整えられました。

その他に、入り口近くには、村山たかが建立した「弁天堂」があり、村山たかは、舟橋聖一の小説『花の生涯』でヒロインとして描かれたことでも知られています。

アクセスは、叡山電鉄「一乗寺」駅から徒歩15分で、金福寺の入り口の木々に囲まれている山門は、 住宅街の中にあるため、見逃さないように注意してください。

拝観時間   午前9時〜午後5時(午後4時30分受付終了)
拝観休止日  水曜・木曜(ただし、4/28~5/6,11/1~12/10,1/1~7は水曜・木曜も開門)、  1/15~2月末日、8/5~8/31、12/30~12/3
拝観料    大人500円、中高生300円、小学生以下無料、障害者手帳お持ちの方300円

嵯峨鳥居本(さがとりいもと)

京都嵯峨野鳥居本の町並み

京都右京区の「嵯峨鳥居本」は、伝統的な町並みが保護されている地域で、落ち着いて景色を楽しめる穴場の場所です。

この地域は、愛宕神社の参道として栄えた歴史を持ち、白壁に虫籠窓を備えた昔ながらの京町家が軒を連ねています。

この昔ながらの建物を活用した雑貨店や飲食店もあり、店内の造りを見学できるところがある点も注目です。

さらに、境内に数千もの石仏や石塔が並ぶ「あだし野念仏寺」があり、その独特な光景が訪れる人を惹きつけています。

その他に、明治初期に建てられた町家を利用した「町並み保存館」もあり、入館無料で、通り庭や昔のかまど、当時のガラス窓など、昭和初期の町並み模型や資料などを見ることができます。

アクセスは、嵯峨嵐山駅より徒歩20分ほどで、落ち着いた雰囲気で、ゆっくりと嵐山の歴史に触れることができるでしょう。

狸谷山不動院(たぬきだにさんふどういん)の本堂

狸谷山不動院の本堂

京都の静かな山間にひっそりと佇む「狸谷山不動院」は、観光客で賑わう名所とは違い、落ち着いて訪れることができる隠れた名スポットです。

境内はとても静かで、約250段の石段を登りきった先に現れる、本堂の壮麗な姿は一見の価値があります。

断崖の斜面に建てられたその本堂は、いわゆる懸崖造りと呼ばれる建築様式で、下から見上げると迫力と美しさに思わず息を呑むほど。

堂内には不動明王が祀られており、どこか清水寺を思わせる造りですが、規模は小さくとも独自の荘厳さを感じられます。

ご利益は厄除けをはじめ、病気平癒や交通安全など幅広く、特に車の祈祷で知られています。

アクセスは、車やタクシーなら石段の直下にある無料駐車場まで行けるので便利ですが、体力に自信のある方は、一乗寺下り松から歩いて登る道もおすすめです。

拝観時間   午前9時〜午後4時
拝観休止日  無休
拝観料    入山料500円

京都文化博物館

京都文化博物館の外観

京都の烏丸御池近くにある「京都文化博物館」は、京都の豊かな歴史や伝統文化に触れられる静かでゆったりとした雰囲気も魅力の総合施設です。

また、かつて日本銀行京都支店だった別館は重要文化財に登録されており、洋風建築の美しさも楽しめます。

館内の展示は、「京都の歴史」「日常の暮らし」「工芸品」などテーマごとに分かれており、時代背景を感じながら学ぶことが可能です。

また、施設内のフィルムシアターでは、京都にゆかりのある映画を定期的に上映しています。

カフェやレストラン、ミュージアムショップも揃っているので、ゆっくり見学した後、一休みすることもできます。

そして、季節ごとに開催される特別展はテーマが変わるため、何度訪れても新しい発見があり、幅広い層で楽しめるのも魅力のひとつです。

アクセスは、地下鉄「烏丸御池駅」下車【5】番出口すぐのため、他の観光スポットにも立ち寄りやすいでしょう。

観覧時間  (総合展示)10時-19時30分(入場は19時まで)(特別展)10時-18時*毎週金  曜日は夜間開館19時30分まで
入園料     総合展示:一般500円/大学生400円/高校生以下無料

 

その他に、紅葉シーズンを除けば、大原三千院や瑠璃光院も自然に癒される場所としておすすめです。

 

混雑を避けて京都を満喫するための便利ツール

机上でスマホを操作する手とスケジュール帳

京都旅行を計画している方におすすめしたいのが、京都各所の混雑状況が分かる「京都観光快適度マップ」です。

京都観光快適度マップ

このマップでは、観光スポットのリアルタイムの混雑状況や時間帯ごとの人出をチェックできるので、効率よくスケジュールを組むことができます。

特に、人気の名所でも、混雑が少ない時間を狙えば、落ち着いた雰囲気の中でゆっくり散策することが可能です。

さらに、ライブカメラで現地の様子を直接確認できるのも嬉しいポイント。

事前に確認しておけば、ゆとりある旅行プランが立てやすく、京都の美しい町並みや歴史的な建築を存分に楽しめます。

 

京都ですいている時期、穴場を訪れて、観光を楽しんでみよう!

人が少ない京都の街

京都は1月〜2月の真冬、6月の梅雨の時期が観光客が少なくなり、落ち着いて観光しやすくなります。

一年を通して多くの人が訪れる人気観光地ですが、この時期は、人混みが落ち着くだけでなく、雪が降る幻想的な景色や梅雨の雨に濡れた風景など、普段とは違う雰囲気を味わえるのも魅力です。

さらに、このページで紹介した穴場の名所は、人が少ないため、ゆっくり散策したり風景を眺めたり自分のペースで観光をすることができます。

京都に訪れる際は、時期や場所を工夫して、のんびり観光をしてみてはいかがでしょうか。

 

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