時代祭はどこで見るのが良い?混雑状況や屋台の出店も分かる観覧ガイド!

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時代祭の衣装装束 お出かけ
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このページでは、京都三大祭のひとつである時代祭を観覧するのにぴったりの場所や当日混雑する場所を詳しくまとめています。

屋台の出店や交通規制についての情報も記載しているので、時代祭を快適に観覧したい方はぜひチェックしてみてください。

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時代祭をゆったり楽しめる場所

時代祭の行列や祭の様子がしっかり見られ、ゆったり楽しめる場所は以下の通りです。

京都御苑の待機場所  祭開始前の参加者の様子が見られ、タイミングが良ければ写真撮影・  会話もできる
京都御苑の有料席の背後       行列の巡行が始まる様子をしっかり見られる
烏丸御池周辺など、巡行途中の市街地 巡行の前半は参加者の衣装の華やかさが際立ち、観覧客が比較的落ち着いていてゆっくり見やすい。

 

時代祭は、世界中から観光客が押し寄せるため、沿道や行列が向かう場所は非常に混雑します。

早朝からの場所取りや有料席を予約することで、快適に祭りを観覧することができるでしょう。

参加する人の写真を撮ったり話したりしたい場合

京都御苑の待機場所は、時代祭の参加者と一番近づける場所であり、写真撮影をしたりタイミングが合えば参加者と会話できたりします。

行列に参加する人たちは、本番のだいたい2時間ほど前から京都御苑に集まり、出発の時を待っています。

特に、集合場所である「建礼門の東側にある通り」や「楠公上洛列」は、カメラを構えた人たちもたくさん集まっている場所です。

西側にも撮影できる位置はありますが、平安神宮の関係者が多く出入りするため、西側で待機するのは控えた方が良いでしょう。

また、支度や食事をしている場合は邪魔にならないように配慮したり参加する馬を驚かせたりしないよう注意が必要です。

きちんと、参加者本人に了承を得られれば、個人を写すことも許される場合があり、時代祭に関する話も直接詳しく聞けるかもしれません。

さらに、出発の直前を見たいなら「維新勤王隊列」の控え場所あたりが、間近に行列の出発シーンを眺められます。

巡行が始まる様子をしっかり見たい場合

有料席は列の左右に設置されていますが、有料席の背後から立ち見することも可能です。

有料席の背後は距離がありますが、視界は良好。

しかも前の人たちは着席しているため、行列の様子をしっかり見られます。

ただし、間違っても有料席の中に入らないようにご注意ください。

ちょうど行列のスタート地点にあたるため、各社ごとに趣向を凝らした演出が楽しめます。

鼓笛の演奏や歌声、さらにはお囃子や棒振りなど、場面ごとに華やかなパフォーマンスが繰り広げられ、緑に囲まれた御苑ならではの雰囲気を満喫できるのも魅力です。

巡行の様子を落ち着いて観覧したい場合

落ち着いて時代祭を見たい方には、巡行の前半烏丸御池周辺など、巡行途中の市街地で眺めるのが、おすすめです。

現代の街並みに歴史絵巻が溶け込むような行列の光景は、なかなか不思議で味わい深いものがあります。

特に出発後すぐのエリアなら、参加者の衣装も整っており華やかなため、鮮やかさを楽しむなら前半が狙い目です。

その他に、行列の終盤では、三条東山通から神宮道あたりにかけてが比較的空いています。

あらかじめ自分が見たい時代の列を決めておけば、効率よく楽しめるでしょう。

22日の神幸祭

22日の朝に平安神宮で行われる神幸祭も比較的混雑が落ち着いており、ゆっくり観覧できます。

神幸列の出発式後、京都御所へ足を運ぶと、行列が始まる前に休憩している参加者たちを間近に見ることも可能です。

さらに、運が良ければ写真を撮らせてもらえることもあり、衣装の細部までじっくり観察できる絶好の機会でもあります。

時代祭の有料観覧席について

時代祭では、座ってゆっくり観覧できるように、京都御苑、御池通、平安神宮道の3か所に有料観覧席を設置する予定です。

9月12日(金)より、公式サイト内で販売を開始する予定となり、早めに売り切れになることが予想されるので、興味がある方は、検討してみてください。

有料観覧席 → 購入ページ

 

時代祭の混雑状況

行列に並ぶ人々の足元

時代祭は、行列のスタート地点である京都御苑やゴールの平安神宮は観覧客が集中するため、かなりの人混みになります。

ただし、この2か所は祭の雰囲気も抜群で圧巻の行列の様子が見られるため、人気の鑑賞スポットです。

それ以外のエリアでは比較的落ち着いて観覧できる場所もあります。

例えば、京都市役所周辺は道路が広く視界が開けているので快適に見られるでしょう。

その他、三条通りや東山駅近くから神宮道あたりは道が細めで行列との距離が近く、迫力を感じられるのが魅力です。

時代祭の屋台について

時代祭は京都の中心部を大規模な行列が進むため、道をふさがないように配慮されているため、屋台はほとんど見られません。

ただし、主に京都御苑など、行列の進行を妨げないエリアでは、一部キッチンカーや屋台などの出店が行われています。

祭限定のお弁当や季節の和菓子など京都らしいものから、人気カフェが出店するグルメなど、開催年によって内容も変わるので、祭の楽しみの一つとも言えるでしょう。

時代祭の交通規制

時代祭では、行列の巡行に伴って、12:00~16:00の間交通規制がされ、車やバスなどの車両の通行も制限されます。

交通規制が解除されるのは、行列が通過した後で、通過後もしばらくは混雑しているため、余裕を持って行動しましょう。

1:丸太町通り(鳥丸通~河原町通)(12:00~14:30)
2:烏丸御池 周辺         (12:00~15:00)
3:御池 周辺(鳥丸通~河原町通) (12:30~15:30)

4:二条通周辺(二条通周辺~四条通周辺)(13:00~15:30)
5:御池通周辺(御池通周辺~三条通周辺)(13:00~15:30)
6:川端通周辺(川端通周辺~東大路通周辺)(13:30~15:30)
7:東大路通周辺(東大路通周辺~神宮道)(13:30~16:00)
8:平安神宮周辺            (14:00~16:00)

記載時刻は目安で、実際の進行状況により前後することがあります。

時代祭の開催場所までのアクセス

時代祭当日は交通規制もあるため、市バスか地下鉄を利用するのがおすすめです。

行列進発のスタート地点「京都御所」と終点「平安神宮」の交通アクセスは以下のようになっています。

京都御所(堺町御門付近)

〇地下鉄   京都市営地下鉄烏丸線「丸太町」駅から徒歩5分

平安神宮

〇地下鉄   地下鉄東西線「東山駅」下車、1番出口から徒歩10分
       京阪鴨東線「三条駅」又は「神宮丸太町駅」下車、徒歩15分
〇市バス    JR「京都駅」から京都市バス5系統・100系統・110系統        「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車 (所要時間およそ30分)
        阪急「河原町駅」から京都市バス5系統・46系統・32系統
「岡崎公園 美術館・平安神宮前」または「岡崎公園 ロームシアター京都・みや  こめっせ前」下車(所要時間およそ20分)
         そこから北へ徒歩5分

 

時代祭とは?

「時代祭」とは、毎年10月、京都の秋を彩る一大行事のひとつで、平安神宮が創建された際に記念事業として明治28年(1895年)に始まったのがきっかけです。

初回は10月25日に行われましたが、翌年からは794年に桓武天皇が平安京へ都を移した日、いわば「京都の誕生日」である10月22日に定着しました。

祭りの見どころは、時代ごとの衣装に身を包んだ行列

明治維新から平安初期までの歴史を再現し、牛や馬を含む約2000人が約3時間かけて市中を練り歩く姿は圧巻です。

行列の長さはおよそ2kmにも及び、まさに京都を代表する歴史絵巻と言えるでしょう。

時代祭の行列ルートと通過時刻

時代祭は、京都御所を出発した行列が市内を巡り、最終的に平安神宮へと向かいます。

スタートは正午に御所前から始まり、町なかを進んでおよそ2時間半後の14時半ごろに平安神宮へ到着する予定です。

道中では主要な通りや橋を順番に通過していきます。

1:京都御所建礼門前出発(12:00)
2:堺町御門(12:15)
3:烏丸丸太町(12:30)
4:烏丸御池 (12:50)
5:河原町御池(13:20)
6:河原町三条(13:30)
7:三条大橋(13:40)
8:三条神宮道(14:10)
9:平安神宮・到着(14:30)

京都御所と平安神宮は、祭りの中心場所でもあるため、多くの人で賑わいます。

記載時刻は目安で、実際の進行状況により前後することがあります。

時代祭の開催スケジュール

京都三大祭のひとつ「時代祭」といえば、歴史衣装をまとった人々による壮大な行列が見どころですが、その前後にもさまざまな神事が行われます。

10月15日(水) … 祭に関わる役を任命する儀式

10月21日(火) … 前日の祈りと準備の祭事

10月22日(水) … 時代祭本番、神幸祭、行列出発や還幸祭など

※雨天の場合は当日の朝に判断し、延期となる可能性あり

10月23日(木) … 後日の神事

時代祭を好きな場所で観覧してみよう!

時代祭の衣装装束

京都を代表する三大祭のひとつ「時代祭」は、京都御苑の待機場所・有料席の背後、巡行の前半である烏丸御池周辺が、祭の様子・雰囲気をしっかり堪能できるためおすすめの場所です。

また、行列のスタート地点である京都御苑やゴールの平安神宮は観覧客が集中する場所になっていますが、圧巻の行列の様子が見られる人気の場所となっています。

京都の秋を彩る恒例行事として、多くの人々に親しまれている「時代祭」

祭りは当日の行列だけでなく、15日から関連行事が始まっています。

22日の午前8時には平安神宮で神幸祭が行われ、御祭神を鳳輦にお移しする厳かな儀式が見られるため、この機会に参拝してみるのもおすすめです。

このページの情報を参考に、ぜひ、好きな場所で観覧を楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

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