「新幹線はどこの号車がいいんだろう?」
「のぞみ」、「ひかり」など、新幹線でどの号車に乗るべきか悩む方もいると思います。
そこで、この記事では、快適な移動ができる「のぞみ」、「ひかり」、「こだま」でのおすすめの車両について解説していきます。
のぞみ、ひかり、こだまでは何号車がおすすめ?
東海道新幹線「のぞみ」、「ひかり」、「こだま」でのおすすめ号車は、11号車か12号車です。
なぜなら、降りてからの移動が楽で、車内も静かだからです。
まず、降りた時に駅の階段やエレベーターに近いことが多いので、乗り降りがラクラク。
特に降りるときは、人混みを避けてスムーズに移動できるので、荷物が多い旅行者や出張で利用する人はもちろん、お子さん連れも助かるでしょう。
また、自由席がある車両から離れているので、静かで落ち着いた環境です。
そして、11号車・12号車は普通車指定席なので料金も手頃。
例えば、東京〜新大阪、大人1名片道で普通車指定席は14,720円~、グリーン車19,590円~となっています。
このように、11号車・12号車はグリーン車より高くないのも嬉しいポイントです。
「グリーン車でなくても構わない」という方なら、普通の指定席でも十分快適に過ごせるでしょう。
のぞみ、ひかり、こだまで子連れにおすすめの号車
赤ちゃんやお子さんがいる方は、特に11号車がおすすめです。
16両ある新幹線の中でも、11号車だけは特別な設備が充実しており、多目的室や広いデッキ、ベビーカーも置ける座席があるのが特徴となっています。
例えば、多目的室は、授乳室としても利用でき、車掌さんに声をかけて空いていれば、案内してもらえます。
さらに、デッキが広々としているので、泣いてしまったお子さんをあやしたり、じっとしていられない子を連れ出して気分転換するのにも便利です。
そして、車椅子対応の座席も配置されていて、障がいをお持ちの方も安心して利用できるようになっています。
この座席はベビーカーもそのまま横付けできるので、畳む手間も省けるのも魅力です。
繫忙期などで予約が埋まっている場合
繫忙期などで、11号車か12号車の席が予約で埋まっている場合、自由席から離れた車両を選ぶのがおすすめです。
「新幹線の中で静かに過ごしたい」という方は、6号車~7号車の席を予約すると良いでしょう。
東海道新幹線では、1号車~3号車は自由席エリアで、人が多くて、子ども連れや頻繫に乗り降りする人がおり、人によって騒がしいと感じてしまうでしょう。
また、4号車は自由席のすぐ隣ということもあって、静かな環境とは言えません。
さらに、金曜日の夕方の新幹線や、ゴールデンウィーク、夏休み、年末年始の帰省シーズンなど、特定の時期には、自由席が特に混み合います。
のぞみ、ひかり、こだまの新幹線でおすすめの座席
のぞみ、ひかり、こだまの東海道新幹線では、窓側の席であるE席がおすすめです。
車窓からの景色が楽しめ、上りなら静岡駅を通過して新富士駅を通過する前、下りなら熱海駅通過後あたりから富士山が見られるのが大きな魅力です。
新幹線の座席には、A・B・C・D・E席があり、3名掛けの窓側からA・B・Cとなり、2名掛けの通路側がD、窓側がE席となっています。
また、窓際の席でもあるA席からは熱海など、美しいオーシャンビューが楽しめるので、A席も人気が高い席です。
新幹線のコンセントについて
新幹線「のぞみ」「ひかり」「こだま」のN700S系は、全座席にモバイル電源用のコンセントが設置されています。
しかし、N700A系には、窓側と最前列・最後列の座席だけコンセントがあります。
普通車のB、C、D席にはコンセントがないので注意してください。
ちなみにコンセントの位置は、窓側の場合、窓側座席壁下、最前列・最後部列の場合はすべての座席の側面に設置してあります。
のぞみ、ひかり、こだまの新幹線では、過ごしやすい号車を選ぼう
「のぞみ」、「ひかり」、「こだま」で特におすすめは、静かな環境や移動のしやすさの点で11号車や12号車です。
11号車や12号車は自由席から離れているため、騒音を気にすることなく静かな時間を過ごせます。
また、駅に停車した時、階段やエレベーターに近く、乗り降りがスムーズで混雑を避けやすい点もポイントです。
その他に、授乳室やベビーカーが置ける座席が備わっているので、小さなお子さん連れの方にも11号車がおすすめとなっています。
反対に、4号車や5号車は自由席に近い位置にあり、特に混雑が予想されるため、静かな環境を求めるなら、避けるのが賢明です。
11号車や12号車が、繫忙期で予約が埋まっているなら、6号車~7号車を選ぶと良いでしょう。
新幹線は、自分が過ごしやすい車両を予約して、快適な移動を楽しんでください。