このページでは、学生が学業に関わる移動でJRや新幹線を利用するときに活用できる「学割証」について、学割証を本来の目的とは異なる用途で使った場合、駅員などにばれてしまうのかについて分かりやすく解説しています。
合わせて、学割証を正しく利用するためのルールや注意点、学生が旅行費用を抑えるために利用できる別のお得な方法についても紹介しています。
「学割証があれば、旅行のときにも安く電車に乗れるのかな?」と気になっている学生の方も少なくありません。
トラブルを招かないためにも、学割証のルールを事前に確認して、正しく活用しましょう。
学割証を旅行で使ったらばれる?

学割証を学業に関わる移動以外(友達との旅行など)で利用したり嘘の理由で学割証を申請するのは、後に駅員にばれ、
本来の普通運賃の3倍にあたる金額を請求されることがあるため、絶対にやめましょう。
また、学校側にも責任が及び、学割証の発行が一時的に停止されたり、利用に一定の制限が設けられたりする可能性があります。
学割証の不正利用がばれる可能性があるのはどんなとき?
学割証の確認を駅員から求められ、不正利用がばれる可能性があるのは、主に次のようなケースです。
特に注意したいのが、学割証に記載された氏名と学生証の名前が一致していないケースです。
このような場合は、その場で確認される可能性があります。
また、JRでは学割証に記載された番号などを確認できる仕組みがあるため、利用後に学校へ問い合わせが行われるケースも考えられます。
長距離バスや列車など、学割を利用する交通機関では、それぞれ必要な証明書や確認方法を事前に確認しておくと安心です。
観光や遊びで、学割証を使ってはいけないのはなぜ?
学割証は、学生の学業や進路に関わる移動の負担を軽くするために設けられている制度だからです。
そのため、観光旅行や友人とのレジャーなど、学校生活や進学・就職などとは関係のない移動には利用できません。
一方で、実家への帰省や就職活動、受験、学校の実習など、一定の条件を満たす移動であれば学割の対象となる場合があります。
たとえば、就職活動のために遠方へ行き、その帰りに観光をするケースでは、どの部分を目的とした移動なのかが重要になります。
「就活のついでだから大丈夫」と自己判断するのではなく、利用条件に当てはまるかどうかを確認することが大切です。
学割証とは?

学割証は、学生の学業に必要な移動を対象とした制度です。
対象は、JR各社の鉄道で、※条件を満たせば、JR在来線や新幹線の運賃が2割引になります。
そのため、観光やレジャーなど、学業とは関係のない目的で利用することは基本的に認められていません。
ルールに反して使用した場合、後から不正利用と判断され、通常の運賃よりも高い金額を請求されたり、学校側から指導や処分を受けたりする可能性があります。
参照:学校学生生徒旅客運賃割引証(学割証)について:独立行政法人日本学生支援機構
学割が適用されるのは運賃のみ!
学割による割引は、乗車券の運賃に対してのみ適用されます。
特急料金まで学割の対象になるわけではないため、特急料金については通常の金額を支払います。
新幹線や特急列車を利用するときの料金は、基本的に「乗車券の運賃+特急料金」で構成されています。
また、新幹線の「のぞみ」「みずほ」「はやぶさ」「こまち」では、指定席を利用する場合に追加料金が必要になるケースがあります。
そのため、学割を利用すれば新幹線の料金すべてが2割引になると考えないようにしましょう。
以下のページでは、新幹線の利用に役立つ情報をまとめています👇


学割証を申請するときに知っておきたいこと

ここからは、学割証をスムーズに取得するために、具体的な方法や取得するうえでの注意点をまとめています。
学割証を取得する方法とは
学割証を利用するには、まず在籍している学校で手続きを行う必要があります。
一般的には、学校の事務窓口で申請書を提出し、申請内容に問題がなければ発行される流れです。
ただし、手続き方法は学校によって異なります。
高校の場合は担任の先生に申請するケースもありますし、大学では窓口へ行かず、学内に設置された証明書発行機から手続きできる学校もあります。
学割証を取得する際に重要なことは?
学割証を申請するときに意識したいのが、学割証の利用目的を学校側に分かりやすく説明することです。
たとえば、
・○○のイベントに参加することで、△△について学ぶため
など、学校で認められる目的であることを具体的に伝えるとよいでしょう。
ただし、事実と異なる内容を伝えて学割証を申請するのはやめましょう。
「勉強会のための移動手段として電車を利用する」と学校へ説明しておきながら、実際には友人と旅行するなど、申請時の説明と明らかに異なる内容にするのはNG行為です。
必要になる前に早めに申請しておく
学割証が必要になれば、できるだけ早めに学校へ申請しておきましょう。
平日に余裕を持って事務窓口へ行き、何枚まで発行できるのか、受け取りまでどのくらいかかるのかを確認してから申請すると安心です。
学割証は、申請してすぐに受け取れるとは限りません。
学校によっては、発行手続きから受け取りまで2~3日程度かかることがあります。
また、1人が1日に申請できる枚数や、1週間あたりの発行枚数に上限を設けている場合もあります。
特に夏休みや春休みなど、長期休暇中に複数の学割証を使う予定がある場合は注意が必要です。
学校によっては、必要な枚数を一度に申請できず、期間を分けて手続きをしなければならないこともあります。
学割証の発行枚数にも注意が必要
学割証は、学校によって発行枚数の管理が行われています。
たとえば、「1人につき年間10枚まで」のように、学校独自の上限を設けているケースがあります。
そのため、学割証を申請しようとするときは、あらかじめ何枚まで発行できるのかを確認しましょう。
何度も利用する予定がある場合は、必要なタイミングを考えながら計画的に申請することが大切です。
切符を購入する前に学割証と学生証を準備しよう
学割を利用して切符を購入する場合は、学割証と学生証の2つを用意しておく必要があります。
JRの窓口では学割証を提示して手続きを行うため、忘れずに持参しましょう。
さらに、学割を利用して乗車する際は学生証の携帯も必要です。
なお、学割を利用した切符は、インターネットや駅の券売機から購入することはできません。
基本的にはJRの窓口で手続きをする必要があります。
新幹線やJRで移動する場合は、モバイルバッテリーなども準備しておくと、快適に移動できます。
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学割以外の方法で安くなるケースもチェック
旅行会社が提供しているクーポンや旅行商品を利用すると、条件によっては学割よりも安く移動できる場合があります。
在来線や新幹線の料金を少しでも抑えたいなら、学割だけに絞らず、ほかの割引方法も確認してみるのがおすすめです。
キャンペーンや旅行パックには、利用できる日程や時間帯などの条件が設定されていることもありますが、条件が合えば交通費の節約につながります。
学割証を学校に申請する前に、利用できるお得な商品がないか一度確認しておくとよいでしょう。
例えば、通常よりも5~30%引きのチケットも取り扱っているえきねっとを利用するという選択肢もあります。
新幹線eチケット(トクだ値)・特急トクだ値(えきねっと限定の割引きっぷ)|えきねっと(JR東日本)
学割証を適切に活用しよう。

学割証は、学業に関する移動でかかる費用の負担を軽くすることを目的とした制度です。
学校で学割証を申請するときには、利用する理由や目的を記入する項目があります。
学業に関係する行事などの移動でしか利用できないため、友達との旅行など、本来の目的とは異なる用途での申請・利用はできません。
駅員にばれてしまい、本来の普通運賃の3倍にあたる金額を請求されるため、絶対にやめましょう。
申請は、主に学校の事務窓口で行い、取得まで時間がかかることもあるため、必要に感じる場合は、早めに申請することも大切です。
勉強会や学業に関するイベントで、JRや新幹線を利用する場合は、このページの情報を参考に学割証を活用してみてはいかがでしょうか。
以下のページでは、修学旅行で役立つ情報など、旅行で役立つ情報をまとめています👇



