新幹線の乗車券で在来線はどこまで乗れる?無料で利用できるのかや注意点も詳しく解説!

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新幹線の乗車券 お出かけ
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このページでは、新幹線の乗車券でどこまでJR線を利用できるのかや無料で在来線に乗れる仕組みについて、わかりやすくご紹介します。

新幹線の乗車券を持っていれば、そのまま在来線に乗れるケースがありますが、いくつか注意しておきたいルールや条件もあります。

このページを読めば、新幹線から在来線に乗る際にスムーズに乗り換えることができるでしょう。

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新幹線の切符で在来線はどこまで乗れる?

新幹線の切符(乗車券)を持っていて、特定の都市エリアに含まれる場合、新幹線の切符のみで在来線に乗ることが可能です

「特定都区市内制度」というルールがあり、新幹線の出発駅・到着駅が対象都市内にあると、その都市エリア内の在来線の駅まで追加料金なし(新幹線のチケット料金以外は無料)で行けるのです。

対象となるのは全国の主要11都市。

特定都区市内:札幌 仙台 東京 横浜 名古屋 京都 大阪 神戸 広島 北九州 福岡

「特定都区市内」に該当するエリアでは、新幹線駅から市内の別の駅までスムーズに移動できる仕組みになっています。

ただし、エリア内の駅を経由して途中下車することはできないので注意が必要です。

※切符の特徴として、「●●市内」や「都区内」と書かれている

例えば、東京から大阪まで新幹線で移動する場合、切符に記載される出発地は「東京駅」ではなく「東京都区内」、到着地は「大阪駅」ではなく「大阪市内」と表示されます。

特定都区市内制度が適用される条件

「特定都区市内制度」を利用できるのは、新幹線の乗車距離が200km以上ある場合が基本条件となります。

さらに、発着駅のいずれかが対象都市のエリアに含まれている必要があります。

条件を満たさない場合は、通常通り「個別の駅」からの乗車扱いになり、制度を利用できないため注意しましょう。

また、新幹線の乗車距離が200km未満の場合も、制度を利用できないため、誤解を避けるためにも、事前にしっかり確認しておくことをおすすめします。

無料で使える区間の見分け方

切符に「市内」や「都区内」といった表記がある場合、その範囲でJRの在来線が追加料金なしで利用できます。

例としては、札幌・名古屋・大阪など全国の大都市が対象に含まれています。

どこまでが対象になるのかは、JRの公式ページや駅の案内窓口で確認できるため、利用する前に確認しておくと安心です。

JR東海 特定の都区市内駅を発着する場合の特例

チケットレス乗車についての注意点

「特定都区市内制度」は、チケットレス乗車では利用できないため、注意しましょう。

「エクスプレス予約」や「スマートEX」といったネット予約サービス、さらに「新幹線eチケット」では、紙の切符で利用できる特定都区市内制度が対象外となります。

これらのサービスでは、新幹線の料金は必ず停車駅単位で計算されます。

例えば、東海道新幹線を東京から新大阪まで利用する場合、EX系サービスだと区間は「東京~新大阪」となります。

しかし、従来の紙の切符では「東京都区内~大阪市内」という形で購入できます。

そのため、在来線と新幹線を組み合わせて移動するときに違いが出ます。

チケットレス乗車では、新幹線区間と在来線の運賃を分けて支払う必要がありますが、紙の切符なら市内の在来線運賃分も含まれているため追加料金は不要です。

新幹線に乗るときに必要な切符について

京都駅から博多駅への新幹線切符

新幹線に乗るときは「乗車券」「特急券」の2枚の切符が必要です。

乗車券:出発駅から目的地までの運賃にあたるもの
特急券:新幹線という特急列車に乗るために必要なもの

つまり、「移動のための基本料金」と「新幹線に乗るための追加料金」という2つを組み合わせて使っているイメージです。

在来線に乗れるかどうかは、このうち乗車券の効力がどこまで及ぶのかで決まってきます。

JR以外の交通手段で利用できる?

新幹線の切符で乗れるのは基本的にJR線のみで、地下鉄や私鉄、バスなどは利用できません。

都市部では複数の路線が入り組んでいるため、乗り換えの際は間違えないよう注意が必要です。

在来線へのスムーズな移動方法

新幹線の改札

新幹線から在来線に移る際は、専用の乗り換え改札を利用するのが基本です。

この改札では、新幹線の切符を投入すると「乗車券」だけが戻ってきます。

返却された乗車券は必ずその場で確認してください。複数の券を使っている場合は紛失しやすいため、小さなケースやファイルにまとめておくと安心です。

その「乗車券」を在来線に乗る際に使用する仕組みになっています。

誤って全部のきっぷを回収されないよう、受け取りを忘れないように注意しましょう。

専用改札を通れば余計な料金がかかることはありません。

不安な場合は駅の係員に聞けば、流れを丁寧に教えてもらえます。

賢い新幹線のチケットを購入するコツ

新幹線のチケットをできるだけ安くしたいなら、オンラインでの早割(えきねっとなど)や旅行予約サイトの旅行パックなどを利用するのがおすすめです。

その他にも、以下のような方法で新幹線のチケットをお得に入手することができるでしょう。

早割や期間限定の特別切符を利用:事前予約限定の割安チケットを活用
旅行予約サイトの旅行パックを利用:新幹線と宿泊をセットにしたプランでコスト削減
時間帯を調整:混雑する時間を避ければ安く買える場合あり
グループで利用:複数人なら割引制度を使えることもある

 

新幹線の乗車券で在来線を利用したい時は、条件や使い方に注意しよう

新幹線の乗車券

新幹線の切符(乗車券)を持っていて、新幹線の出発駅・到着駅が「特定都区市内制度」の対象エリア内であれば無料で在来線に乗ることが可能です。

ただし、途中下車はできず、新幹線の乗車距離が200km未満の場合は対象外となるので、注意しましょう。

また、新幹線から在来線に移る際は、専用の乗り換え改札を利用して、返却された「乗車券」だけを利用して、乗り換えましょう。

ぜひ、このページの新幹線の乗車券を利用した在来線へのお得な乗り換え方法を覚えて、旅行やお出かけを楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

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