「東京駅で新幹線の自由席に座りたいけど、どうやったら座れるんだろう?」
このような疑問を持っている方が意外と多いのです。
このページでは、東京駅で新幹線の自由席にスムーズに座るための裏技やポイントを徹底解説します。
また、おすすめの乗車位置や混雑の少ない時間帯など、実践的な情報も詳しくご紹介!
このページを読めば、新幹線の自由席を確保しやすくなり、快適な移動ができるでしょう。
新幹線の自由席に座るためのコツ
自由席に座りたいなら、列車が到着する前に、あらかじめ早い時間(平常時約20分・繁忙期約1時間)に自由席の乗車口(偶数号車の後方ドア付近)に並んでおくことが重要です。
行列ができる前に早めに並んでおくだけで、混雑時でも座席を確保できる可能性がぐっと高まり、窓側の席にも座れるチャンスがあります。
一方で、発車してから車内を移動して自由席に来ると、空席がほとんど残っていないことも。
しかも、そういった場合に「自由席は満席です。」といったアナウンスはされないことがほとんどです。
発車直前に乗り込んだ場合でも、ある程度の空席が見つかることはありますが、すでに並んでいた人に比べると、席の選択肢は少なくなるでしょう。
自由席に座るための車両のねらい目
自由席を確保しやすくするためには、列車の進行方向を確認し、偶数号車の後方ドア付近に並んでおくのが効果的です。
一般的に、2号車や4号車といった偶数番号の車両には、およそ100席が設けられていることが多いのに対し、3号車や5号車などの奇数号車では、座席数が80〜85席ほどとやや少なめ。
そのため、偶数号車のほうが座れるチャンスは高い傾向にあります。
ただし、座席数が多い分、途中駅での乗り降りも活発で、乗車のタイミングによってはすでに行列ができていることも。
とはいえ、多くの乗客は降車時に前方のドアへ向かう傾向があるため、進行方向の後ろ寄りのドア付近は比較的空きがちです。
自由席に座りたい場合は、車両やドアの位置にも注意することが重要です。
自由席が多い1〜3号車は?
時間に余裕がない人やできるだけ歩きたくない人はこのエリアに集中しがち。
そのため、確実に座りたい場合は、あえてこの車両を避けるのもひとつの戦略です。
東北・上越新幹線の多くで、1〜3号車が自由席になっています。
このあたりはホームの先頭(南側)にあるため、駅の改札(南乗換口や中央改札)からアクセスしやすいのも特徴のひとつ。
ただし、便利な分並んでいる人も多く、休日や連休シーズンは、出発の30分以上前から列ができていることもあります。
利用者数が少ない時間帯に新幹線を利用する
自由席を確保したい場合は、昼前後(10:00〜15:00)または夜(19:00以降)に利用すると、自由席に座れるチャンスが高くなります。
しかし繁忙期では、この時間帯でも利用者が多くなってくるので、注意しましょう。
停車駅の多い新幹線を選ぶ!
混雑を避けて座れる確率を高めたいなら、停車駅の多い各駅タイプの新幹線を選ぶのもひとつのコツです。
例えば、「こだま」、「なすの」、「あさま」など、停車回数が多い新幹線は、特に繁忙期において比較的空いていることが多くなります。
こうした列車は、「のぞみ」などの速さを重視する新幹線と比べて、自由席の車両数が多い傾向にあり、そのぶん空席が見つかるチャンスも増します。
目的地までの所要時間はやや長くなりますが、確実に座って移動したい方には有効な選択肢となるでしょう。
ただし、通勤ラッシュの時間帯に限っては逆にこれらの列車の方が混雑するため、時間帯には注意が必要です。
また、通常期であれば、「のぞみ」などの速い列車でも自由席に座れる可能性は十分にあり、わざわざ所要時間の長い列車を選ぶメリットは薄くなります。
利用する時期や目的に応じて、柔軟に選びましょう。

複数人で自由席を利用したい場合は座れない可能性が高い!
自由席は、2人以上で座りたい場合、混雑状況によっては、まとまって座るのが難しくなる傾向にあります。
特に以下の状況では、自由席を確保するのが難しくなるでしょう。
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連休や帰省ラッシュ時期(例:年末年始・お盆・GWなど)
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通勤時間帯の特急列車や各駅停車の多い新幹線(例:「こだま」「やまびこ」「あさま」など)
また、新幹線の途中駅から乗る場合も、利用者が多い駅の場合、「もう空席がない」ということも考えられます。
混雑する時期や人数が多い場合の座席を確保しやすくするコツ
ピークシーズンや団体での移動となると、自由席の確保は一筋縄ではいかないかもしれません。
「それでもできる限り快適に移動したい!」という方のために、座席を確保するいくつかのコツは以下の通りです。
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とにかく列車がホームに入る前から並ぶ
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空いている時間帯・区間の列車を狙う
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グループ内で先に並ぶ人を決め、手分けして席を探す
指定席が取れなかった時の代替案として、こうした戦略を使えば、自由席でも意外と快適に座れる可能性はあります。
なぜ東京駅は混雑しやすいのか?
東京駅は、東北・上越・北陸などさまざまな新幹線が出発する要所で、利用者数が非常に多いからです。
自由席に座るのは一筋縄ではいかず、ホームや改札の場所を把握しておかないと、乗車前にすでに満席ということも…。
特に混雑しやすい時間帯は以下の通りです。
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平日の朝(7:00〜9:00):通勤・通学での利用者が集中
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連休の始まり(9:00〜11:00):旅行客が一斉に出発
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金曜夕方(16:00〜19:00):週末の帰省や移動が増加
新幹線は短い間隔で発車しますが、どの列車の何号車に乗るかによって快適さが大きく変わってきます。
時間帯によっても利用者の特徴(例えば、早朝はビジネスマンの利用が多いなど)が異なるため、それを踏まえて行動するのがポイントです。
新幹線の混雑具合を把握するには?
新幹線の自由席にスムーズに座るには、JRが提供する公式アプリやSNSを利用して、混雑状況を把握することも大切です。
乗車前に情報収集しておくことで、人の動きも分かり余裕を持った移動がしやすくなります。
JR公式アプリで現在の混雑状況をチェック
JRの提供する公式アプリでは、新幹線の混雑具合がリアルタイムで確認できます。
以下のようなアプリを使えば、乗りたい列車の状況を事前に把握でき、空席を見つけやすくなるでしょう。
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東海道新幹線向け「スマートEX」:混雑の程度をリアルタイムで表示
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東北・上越・北陸方面「えきねっと」:予約状況や予測データを確認可能
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山陽・九州方面「e5489」:混雑傾向を確認しやすい
どの路線に乗る場合でも、これらのアプリを活用して、混雑状況を事前に確認しておくのがおすすめです。
SNSやネットのサービスでより詳しい混雑状況を知る
SNSやGoogleマップの機能を利用すると、より利用者のリアルな声が知れ、混雑を避けた行動がとりやすくなります。
混雑具合を知る手段は以下の通りです。
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X(旧Twitter):ハッシュタグ(例:「#〇〇新幹線 混雑」)で検索すると利用者の投稿が見られる
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Googleマップ:駅名で検索すればその時点の混み具合が分かる
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Yahoo!路線情報:特定の列車に対する混雑予測をチェック可能
天候・イベントなどの情報を確認する
天候やイベントも、新幹線の利用に影響するので、天気予報やインターネットで情報を調べましょう。
台風・降雪の天候や利用する駅周辺のイベントなどの影響で、通常よりも利用者が増加することがあります。
以下のようなケースでは特に注意が必要です。
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天候の影響:台風や降雪によって飛行機が運休することもあり、新幹線に利用者が集中
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イベント開催日:スポーツやライブのある日は、近隣駅を発着する列車が混み合う傾向
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大型連休:ゴールデンウィークや年末年始は、特に初日と最終日に人が集中しやすい
※例えば、東海道新幹線では、東京・名古屋・大阪間で大規模なイベントがあると乗客が増えるため、事前にイベント日程も確認しておくと安心です。
東京駅で新幹線の自由席を確保するために、コツを知っておこう!
東京駅で新幹線を利用して、自由席に座りたい場合、あらかじめ早い時間(平常時約20分・繁忙期約1時間)に自由席の乗車口(偶数号車の後方ドア付近)に並んでおくと、座れる確率がぐっと上がります。
また、利用者数が少ない時間帯(10:00〜15:00または19:00以降)、停車駅の多い新幹線(こだま、なすの、あさま)を選ぶことも重要です。
東京駅は、複数の新幹線が発着する巨大ターミナル。
特に始発駅であるため、自由席に座りたい場合は、ちょっとしたコツや混雑状況を調べるなどの事前の準備が欠かせません。
ぜひ、このページの情報を参考に、新幹線を利用してみてくださいね。

