このページでは、山陽新幹線の座席のおすすめや新幹線の特徴について詳しく紹介します。
さらに、お得なきっぷやチケットレスでスムーズに乗車する方法についてもまとめているため、山陽新幹線を利用する予定の方に役立つ内容となっています。
山陽新幹線で座席のおすすめは?

山陽新幹線で移動中ならではの景色が楽しめるため、普通車・グリーン車同様A席(海側)またはE席(山側)を確保するのがおすすめです。
A席(海側)では水辺の開放感ある景色を楽しめ、E席(山側の席)では、日本らしい自然や歴史的な名所が視界に入る区間が多いのが特徴となっています。
また、窓側のA席・E席は電源コンセントが完備されているため、スマホやパソコンの充電が気になる方にもおすすめの席です。
※新大阪~博多の区間
※新大阪~博多の区間
山陽新幹線のグリーン車について
グリーン車は、
子ども連れの場合
赤ちゃんや小さいお子さんと乗車する場合は、車両の最前列・最後列の座席がおすすめです。
特に、最後列はデッキにも近いため、気分転換や何かあった時にデッキ部分に設置した車内非常ボタンを押して、車掌に知らせやすいというメリットもあります。

山陽新幹線のトイレの位置
トイレは奇数車両(1・3・5・7・9・11・13・15号車)に設置してあります。
多目的トイレは16両編成では11号車、8両編成では7号車にあります。

荷物が多い・大きい場合
荷物が多かったり大きかったりする場合は、13号車や各車両の最後列の座席がおすすめです。
3辺の合計が160cm以内の荷物を持ち込む場合は、各車両の最後列の荷物置きスペースや頭上の荷物棚に置くことができます。
また、16両編成で運行する「のぞみ」「ひかり」「こだま」では、奇数車両(3・5・7・9・13・15号車)の後部デッキに荷物置き場が設置してあります。
しかし、3辺の合計が160cm以上250cm以内だった場合は、特大荷物スペースがある最後座席を予約する必要があります。
※ただし、スポーツ用品・楽器・車椅子・ベビーカーは予約不要
荷物が多い・大きい場合は、状況に合わせて座席を予約することが大切です。
JRおでかけネット→新幹線への「特大荷物」の持ち込みについて
山陽新幹線の特徴について

ここからは、山陽新幹線の特徴や多くの人が抱く疑問について回答をまとめています。
山陽新幹線の種類は?
山陽新幹線には、のぞみ・みずほ・さくら・ひかり・こだまの5種類があります。
中でも所要時間が短いのは「のぞみ」と「みずほ」で、どちらも主要駅のみを通過するため、スピーディーに移動できるのが特徴です。
のぞみは東京から新大阪を経て博多まで走り、「みずほ」は新大阪から博多、さらに鹿児島中央まで運行しています。
3番目に速いのが「さくら」で、走行区間はみずほと同じく新大阪〜博多〜鹿児島中央。
4番目が「ひかり」で、新大阪と博多を結んでいます。
各駅停車の新幹線として運行されているのが「こだま」で、東京から新大阪、博多までの区間をカバーしています。
移動時間は長くなりますが、途中の駅を利用したい場合に便利です。

山陽新幹線と東海道新幹線の違い
新大阪駅を起点として区分されており、東京方面は東海道新幹線、博多方面は山陽新幹線と呼ばれています。
ただし、主力となるのぞみ号などは両区間をまたいで運行されており、路線は途切れることなく連続しています。
また、区間ごとに新幹線を運営している会社が異なり、東海道新幹線はJR東海、山陽新幹線はJR西日本が運行を行っています。
その他に、走行できる最高速度に差があり、東海道新幹線では285km/h、山陽新幹線では300km/hでの走行が可能です。
速度の差がある理由は、線路の構造にあり、
東海道新幹線はカーブが比較的きつい区間が多いため、大幅なスピードアップが難しい。
山陽新幹線は高速走行を想定した設計がなされていることから、より高い速度での運転が可能となっています。
それ以外の実際の構造や設備面では、大きな違いはなく、実質的には一体の路線として利用されています。

山陽新幹線の停車駅は?
山陽新幹線の停車駅は以下の通りです。
※新大阪~博多の区間
(一部停車)西明石 姫路 福山 徳山 新山口
(一部停車)新倉敷→福山→新尾道→三原→東広島→広島→新岩国→徳山→新山口→新下関→小倉→博多
(一部停車)姫路 福山 新山口
(一部停車)西明石 姫路 徳山 新山口 新下関

山陽新幹線では車内販売がある?
山陽新幹線では、のぞみ・ひかりのグリーン車(8~10 号車)に限り、ワゴンによる車内販売を実施しています。
飲み物やおつまみ・お菓子、西日本沿線の銘菓などを購入することができます。
駅弁の取り扱いは、のぞみ・ひかりのグリーン車(8~10 号車)利用に限り、事前予約で厳選した食材を使用した駅弁を座席まで届けてくれるサービスを利用可能です。
駅弁デリ→詳細ページ
山陽新幹線のお得な切符について

山陽新幹線では、出発日より前に予約することでお得になるプランや往復分をまとめて購入することで割引が受けられるきっぷが用意されています。
ここでは、山陽新幹線で利用できる代表的な割引きっぷをご紹介します。
スーパー早特21
JR西日本のオンライン予約サービス「e5489」限定で申し込める、お得な指定席向け割引きっぷです。
山陽新幹線では、「みずほ」「さくら」「のぞみ」の普通車指定席が対象となります。
販売数や利用できる期間・区間には制限があり、乗車日の1か月前から21日前までの事前購入が必要です。
JRおでかけネット トクトクきっぷ 詳細情報
利用可能な区間は以下の路線です。
・新神戸(神戸市内)~熊本
・新大阪(大阪市内)~鹿児島中央
・新神戸(神戸市内)~鹿児島中央
たとえば、大人1名で新大阪から熊本まで片道利用した場合、通常の運賃と比べて5,000円以上安くなるため、長距離移動ほどメリットを実感できます。
新幹線と宿泊がセットになったプラン
新幹線チケットと宿泊先を同時に予約したい場合は、新幹線とホテルが一体になったプランが便利です。
個別に手配するよりも費用を抑えやすく、旅の準備もスムーズに進められます。
大阪・広島・福岡といった主要エリアでは、このタイプのプランに対応した宿泊施設が数多く用意されています。
内容にもよりますが、1泊2日の利用で数千円単位の節約につながるケースも珍しくありません。
「楽天トラベルのJR楽パック赤い風船」は条件によって、山陽新幹線を利用できます。
宿泊施設ごとのお得なプランにも注目です。
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山陽新幹線でチケットレス乗車をするには?

山陽新幹線で、座席を予約後、駅で発券せず、スマホや交通系ICカードを改札でかざすだけで乗車する(チケットレス)には、
を利用するという選択肢があります。
ここからは、それぞれの使い方を詳しく解説していきます。
「e5489」
「e5489」を利用すると、山陽新幹線のチケットレス特急券を購入できます。
e5489 ネット予約ページ
乗車当日は、改札や駅係員にチケットレス用の画面を見せるだけで乗車できます。
なお、支払いに使ったクレジットカードの提示を求められる場合があるため、当日は忘れずに持参しましょう。
スマートEX
スマートEXは、会員登録やクレジットカードの登録が必須のサービスです。
交通系ICカードの情報を登録することでチケットレス乗車も可能になります。
以下の手順で予約を完了後、乗車当日はICカードを改札機にタッチして入場します。
※自動的に「EXご利用票」が発行されるので、必ず受け取ってください。
スマートEX ログインページ
「ご案内」欄を忘れずにチェックして、「OK 予約を続ける」をタップします。
予約完了画面の下の欄「乗車用ICカードを指定」でカード情報を入力
⭐Suicaを利用しての新幹線乗車については以下のページでも解説しています。

山陽新幹線で快適な座席を確保して、移動も楽しもう!

山陽新幹線では、普通車・グリーン車同様A席(海側)またはE席(山側)が移動中の景色が楽しめ、コンセントも使えるため、おすすめです。
山陽新幹線は、のぞみ・みずほ・さくら・ひかり・こだまの5種類があり、主に新大阪から博多を走行します。
お得な切符や便利なチケットレスで乗車する方法もあるため、ぜひ活用してみてください。
以下のページでは、新幹線を利用する際に役立つ情報などをまとめています。



